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好きこそものの上手なれ

私は歌が超絶下手っぴぃだけど、音楽は大好きだ。

今行ってるパートは、頭を使う部分はほんの少しで、身体を動かしたり、待ち時間があったりするので、そんな時、好きな歌が頭の中でグルグルする事がよくある。

そして気づいた!好きなバンドの歌は3回聞いただけで、ふと頭の中で再生している!!!

もちろん歌詞の細かい部分までは覚えてないから、いいかげんなんだけど・・でもふとした瞬間頭の中で回ってる。

好きと思う気持ちが、記憶にも影響するのかな?

今よく浮かぶのは、LAMP IN TERREN、BLUE ENCOUNTかなぁ。たくさんある好きなバンドの中から、特別大好きなバンドに、自分の中で昇格?すると、すごい勢いで脳内再生の回数が増える気がするのだ。

特に好き❣️という思いを持たない歌だったら、数回聞いただけで思い出す事は無いように思う。もちろんキャッチーな曲、CMソングなど、特別な感情が無くても、つい思い出してしまうものもあるかもしれないが・・・

今まで、好きこそものの上手なれ  ということばは、好きなものっていくらでも時間をかけて取り組んだり、ずーっと熱中できたり、努力を惜しまずできるから上達すると思っていたけれど、記憶という事に関して言えば、そもそも好き!という気持ちが芽生えるだけでも、記憶しやすくなるという事があるのかな?

そんな事をふと考えて、長男にこの話をしたら、それわかる~と言われた。小学生の時、ポケモンの名前やタイプを全部簡単に覚えられたし、中学になるとポケモンゲームをするために、攻撃力とか防御力とか素早さとか、1つのポケモンにつき6種類の各2〜3桁の数字を覚えていた。今考えると、なぜあんなに覚えられたのかと思う、と。

親としては、その能力を勉強に使って欲しいよなと思うけど、嫌いな事はなかなか覚えられない。

私は長年、ヒッポファミリークラブで、多言語の自然習得ということを、ずっとライフスタイルとして実践している。基本的には赤ちゃん・幼児(=人間)が母語を習得するのと同様の道筋で、第2言語以降も獲得してみようという試みである。

身の回りに多言語の環境を作るために、多言語のストーリーCD・SDを家の中や車の中でかけたり、通勤通学途中にも聞いたりしている。

その中で、記憶に残るフレーズは、好き嫌いに関係あるのだろうか?

私たちは、聞こえてきたお話をそのまま、まさに歌を歌うようにマネをして言う、という事もしている。

よくあるのは、誰かがマネして言っている部分は、(特に子どもが楽しそうに言ってたりすると)伝染するように、いろんな人が言えるようになってしまう現象だ。

これは、身近な人が言っていることにより、親しみが持てて、その人の楽しさが伝染して、記憶しやすくなるのか?それとも、同じ日本人の耳と口で咀嚼された形で耳にすると、ネイティブの人が演じて録音した機械的な音を聞くのでは、耳や脳への入り方が違うのか?

どちらか分からないし、どちらも当てはまるのかもしれないし、まだ私が気づかない理由があるのかもしれないが、とても面白い現象だ。

好きこそものの上手なれ  言語習得にとっても当てはまることばである、とは思っている。

そして、活字中毒の私が、書くことに挑戦して、続けていけるのか?このnoteが、新たに好きなこととして、続くといいな。

#多言語習得 #外国語学習   #記憶




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