1分読書メモ:20代で得た知見
著者は真夜中乙女戦の原作でもあるF氏。
著者が「20代の内に知っておいた方が良いことは何ですか?」と数百人に訊ねて得たものと、著者自身の知見をまとめたエッセイ集。
エッセイの数は183あり、1つは大体1ページに収まる文量だが、どれも学びが深くて読み応え十分。
個人的に印象に残っているのは、以下の2つ。
49:大前提として人は、食事したのもしか排泄できません
人は自分が優しくされた方法でしか、人に優しくできない。
自分が救われた方法でしか、人を救えない。
人は見聞きした言葉しか話せない。
62:インプット・アウトプットの最終定義
自分の心を動かしたものだけが、真のインプット。
誰かの心を動かしたものだけが、真のアウトプット。
心が動いている時間だけが、記憶に残る時間、生きている時間。
多種多様な人々のお話を元に作られているので、ビジネス的な名言、詩、短編の小説のようなものまで内容のテイストは様々。
読む人それぞれ、心動かされるお話がきっと見つかる、そんな本だった。
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