1分読書メモ:千円札は拾うな。
目先の利益、常識を捨て常に変化を追い求めることが重要であり、変化をするためには"捨てる"ことが必要だと説いている本。
タイトルの「千円札を拾うな。」は、成功する人は目先の利益(目の前に落ちている千円)で満足するのではなく、それよりも遥かに価値があるもの(少し先に落ちている1万円)を見越して、目先の利益を素通りできる行動特性を兼ね備えているというところから付けられている。
本書を読み、例え自分が多くの時間をかけてきた事で少しの成果が出ていたとしても、伸び代がないのであれば勇気を持って切り捨てるべきだと考え方が変わった。
※本書では、成長する人は間違った階段を登らなかった人ではなく、間違いだと分かった瞬間飛び降りて別の階段を登れる人のことだと表現している。
主に経営者の目線で語られているが、個人に落とし込んでも活かせることが多く書いてあり、かつ150ページ程度にシンプルにまとめられているので非常に読みやすい。