考え方は"力"に変わる page2

前回の続きになりますが、部下Bの考え方を考えていきます。

部下B
『2〜3日で出来ると言ったが、私にだって他に仕事があるんだから』

『何日までにと言ってくれればよかったのに』

『会議には間に合うんだから、少しぐらい遅れても問題無いからいいのでは』

と部下Bの考え方はこうだとします。
理解力も傾聴力も責任能力も欠けてる考え方に思えますね。

それでは考え方を変えていきましょう。

今回は、考え方を変えると言っても実際はそんなにパッと簡単に変わるものではないですよね。
先輩、同僚等、誰かにアドバイス、ヒントをもらって考え方が変わる設定にして少し深堀りして考えていきます。
そして同じ部下Bでも性格が違うとします

性格が素直な部下B
性格が頑固な部下B

考え方は全く同じとします。

先輩からアドバイスを受けて考え方が変わるとします。

先輩
「みんな一つの仕事だけしてる訳じゃないよ、優先順位とか全体を把握して何日あれば出来るか考えて答えないと。」

素直な部下Bの場合
「確かにそうですね、次からは全体を考えてから答えるようにします。」

『資料作成までの日数しか考えてなかった、今後気を付けよう。』

頑固な部下Bの場合
「分かってます、次から気を付けます。」

『今回は抜けてるとこがあったかもしれない、次から気を付けよう』

素直な部下Bの場合は、先輩のアドバイスを素直に聞き入れ、理解した上で考え方が変わりました。
理解する力が考え方を変える前より増したと思います。

頑固な部下Bの場合は、先輩のアドバイスを受け入れようとはしていますが、まだ全てを理解していません。それでも少し考え方が変わりました。
ほんの少しですが理解する力が増したと思います。

この様に、元の考え方が同じでも、その人の土台(性格)が違うと受け入れ方も様々です。
様々だから私はおもしろいと思います、色々な人がいて、色々な考え方、色々な成長の仕方があるからこそ、楽しいのだと。

忘れてはいけない!

考え方が変わるうえで、絶対に忘れてはいけないのが変わる前の考え方です。

絶対に忘れてはいけません!
絶対にそれが支えになる時があります!

変わる前の考え方も自分で考えた考え方です。
自分の中に置いておきたくない考え方だったとしても、切り捨ててしまったら意味が無くなってしまいます。
元がなければ変わるではなく、リセットしてスタート、そしてまたリセットしてスタートして、前に進んでは振り出しに戻っての繰り返しです。
分かりやすく例えるなら、日記を毎日書いているのに、前の日の日記を破り捨てて書いているようなものです。

考え方に正解はないです、考え方を変えながら成長していく中で、戻る事も出てきます、そしてまた進んでいきます。
自分の軌跡を消してしまうと、道に迷ってどこに向かえばいいのか分からなくなってしまいます。

もし道に迷ってしまっているなら、思い出して拾い集めてみて下さい。
見つからないなら、諦めず探して下さい。
絶対に見つかります!

続きは後日投稿いたします。
投稿は不定期になります。

次回は"信念は曲がる?"です

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