感情的or理性的

私はこれまでの人生、生活で生じる人間関係においてかなり理性的に関わってきたと思っている。

友達と喧嘩をしたことはほぼないし、傷つくことを言われても感情的にならずジョークになるような空気感を作ってきた。

そのときの私にとってはそれがベストだった。

社会で人間関係を継続するにはある程度感情を抑えることも大切で、喜怒哀楽に従って人に接していたら相手がとてつもなく疲れると思う。

特に怒り、悲しみの感情を「良くないこと」と思っていたので、とてつもなく腹が立った時ですらヘラヘラして誤魔化していたし、すごく悲しかったときも人前では絶対出さなかった。

実際私は、悩みなさそう〜！！と言われるほど周りからは能天気に見られているようだ。

けれど私は頑張りすぎたらしく

22のとき、家族と数名の友達以外の全人類が無理になってしまった。

理由なく本当に無理になり、関わりたくなかった。

そのせいで、大学の卒業式も仲の良い数人とご飯に行ったが、そのあとの飲み会などの誘いは全て断り帰宅した。

自分の感情と言動があまりに違いすぎて脳がバグったんだと思う。

そこから少しづつ嫌なことは避け、嫌なこと言われたら軽く無視するなどちょっとずつではあるが感情を出せるようになってきた。

スピリチュアルなことを学び始めてから、感情を出すことに罪悪感がなくなって↑のようなことに抵抗がなくなったのである。

でもやっぱり葛藤はあって。

自分に正直に生きたい。あーでも空気を乱す存在にはなりたくない。けれど自分にも嫌われたくない。の繰り返しだ。

やっぱりどっちが正解か今はまだ分からない。

賢く人間関係構築できる人間に憧れはあるものの、私が好きになる友達はみんな人間くさい部分が多い人ばかりだからだ。

どちらにもなりたいからこそ、選べないのだ。

これからの人生で心地よい人間関係を築ける日が来ますように。