Have no fear of・・・
「Have no fear of perfection – you’ll never reach it.」
スペインの探検家 クリストファー・コロンブスの名言です。
完璧主義は、何かと疲弊を招くようです。
小さなミスを許せない。
他と比較して劣っている。
考えれば考えるほど、「完璧」とは程遠いことに気付かざるを得ず、「完璧」ではない自分を憂いてしまいます。
憂いてしまったあとは負のスパイラル。
ネガティブな感情だけが、自分自身を支配するようになります。
僕自身、「完璧主義」に近い感覚があります。
無意識に、「完璧」を求めている気がしております。
今に至るまで、絶対に辿り着くことのない「完璧」を目指しては、「完璧」ではないことに気付かされ、、、そんなことを繰り返してきました。
多分、性格的なものであり、改善を試みる必要はないと思っておりますが。。。
「完璧主義」ではなく「最善主義」を目指す。
ある書籍で学んだ。
より良くしたいという気持ちは、何も問題はない。
「より良く」が、「完璧」になると、諸々問題が起こる。
「より良く」という「最善」を目指すことで、肩の力が抜ける。
「Done is better than perfect.」
最近、とても大切にしている名言。
「とにかくは、早く終わらせよう。」
「まずは、早く終わらせよう。」
そんなスタンスで、物事に取り掛かることにしている。
途中、当初のイメージとは違う流れになる場合がある。
当初のイメージを具現化することが「完璧」なのであれば、この時点で、「完璧」ではなくなる。
そんなことを繰り返してきたような気がする。
まずは、「当初のイメージ」が「完璧」であるという前提をなくすことにしてみた。
その代わりに、「途中で方向転換などが必要になる。」ことを前提とすることにした。
この前提があれば、楽なスタンスで、アクションを起こすことができるようになる。
アクションを繰り返す作業を通して、「より良く」という気持ちが強くなる。
「より良く」を繰り返しても、「完璧」には至らないと確信している。
よって、「完璧」ではないことに対する憂いがなくなった。
もしかしたら、「完璧」はあり得るかもしれない。
そんな期待は、少しだけある。
それでも、「決してそこには到達しない」と考えるようにしている。
考えてみたら、「完璧」と断言できるものが、この世の中に存在するのだろうか。
何らかの欠陥がありながらも、その欠陥がプラスに働いていることもあるのではないだろうか。
この名言により、「完璧を目指すこと」を恐れなければと思わされた。
(完璧を怖れる必要はない。決してそこには到達しないから。)
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