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チーズが食べたい気持ちを満たしてくれる食べ物

小麦、大豆、卵、砂糖、乳製品、発酵食品など、その他23品目のアレルギーが発覚したのは9月のこと。
どれも好物ばかりだったのだが、中でも疲れると食べたくなる「チーズ」を禁止されたことは非常に辛い。

仕事が忙しい時期には、終電で帰ることもしばしば。
疲れているしストレスで、美味しいものをたくさん食べたいところだけど、こんな夜中に食べたら翌朝胃もたれで起きれない。

そんな時は、ナッツとチーズとワインがあれば、少量で満足できる。
「タンパク質だし発酵食品だし、疲労回復にバッチリすぎるでしょ」という気持ちの問題もあり、忙しい時期には、家に帰ると待っているチーズたちが「鼻先のにんじん」ごとく仕事をやる気にしてくれていた。

夜遅い時間に少量をナッツとワインと一緒に嗜むならば、カマンベールが好きである。

香りの癖が少なく、まったりした口あたりと重さが空腹にちょうど良い。

部屋の明かりは3つ、4つほどのキャンドル。
薄暗い中でワインをキャンドルに透かして見たりしていると、嫌なこととか失敗したこと、不甲斐ない自分に向けた怒りや焦りが溶けてどこかに行ってしまう感じがする。

この時間が好きすぎて、忙しくない時期だって、浸りたいのである。

「ラブ・チーズ」

乳製品が食べられない今、この問題は深刻だ。

大豆が食べられれば、豆腐と寒天でまったりしたチーズ風のものを作り出せるけど、大豆も食べられない。
(クリームチーズに近い。ハチミツをかけると美味しい。)

少し癖があって、まったりした口あたりを色々探した結果、たどり着いたのは「アボカド」だった。

今までアボカドはポン酢や山葵醬油で食べることが多かったが、岩塩、タバスコ、レモンに、オリーブオイルをかけて食べることにハマっている。

アボカドにナッツだけだとタンパク質がないからか、少し満足度が下がるので、鶏のササミとミックスオリーブのオイル漬けをレモンで和えたものを食べている。こちらもなかなか美味である。

私の場合、お酒もアレルギー症状を悪化させるので飲めないので、ワインに合うかどうかは試せていないが、「ワインみたいな時間」にはぴったりだ。

ワインの代わりは残念ながら見つけられていないが、ブドウジュースよりは、シナモンやカルダモンが入ったスパイシーな紅茶やココアのほうが「ワインみたいな時間」に近い(ような気がする)。

これから年末にかけて忙しくなってくる方には、ぜひオススメしたい時間である。


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