胎児がお腹にいること、つわりの意味とは?
いま、奥さんが妊娠7か月。
週数でいうと、26週。
妊娠の期間は、月よりも週数で言うことが多いというのも、身内が妊娠してみて初めて知ったこと。
このように、奥さんが妊娠してから、いろいろな発見があった。
胎児がお腹にいるということは、人間をはじめとする生命が誕生してから数えきれないほど繰り返されてきた普通のことのはずなのに、本当に神秘的なことだと感じる。
奥さんの場合、妊娠9週目くらいから、辛いつわりの症状が出始めて、そこから16週目くらいまでの2か月間は、本当に肉体的にも精神的にも辛い状況を傍で見てきた。
人によって、つわりの症状は様々らしいが、奥さんの場合、妊娠9週目くらいからの、いわゆる「前期づわり」の症状は、
・常にひどい船酔い状態
特に夜、まともに眠れないほど
・ごはんがまともに食べれない
酸っぱいものだったり、フルーツだったり、
食べられるものが一部に限定される
しかも、食べられるものが、日々変化する
・空腹だと、さらに気持ち悪くなる
ごはんが食べれないけど、空腹だと気持ち悪くなるという。。。
・臭いにすごく敏感
いろいろなものが臭くなり、畳の臭いもNG
という感じだった。
奥さんいわく、
「1日がとにかく長い。1分1秒すぎるのが長くて苦痛」
「飛び降りたら楽になるのかと何度も考えた」
という、まるで生き地獄のような状況だったらしい。
自身は、つわりというものを甘く見ていた。
個人差はあるとはいえ、こんなにも辛いことが妊娠中にあるというのは想像もしていなかった。
現代では、女性の妊娠中の休暇などの理解が進んできたと思うが、昔であれば、そのような理解は薄かったから、さぞ苦しかったのだと思うとゾッとするし、頭が下がる。
江戸時代の史跡で、松林で妊娠つわりが苦しくて命を絶ってしまったという場所があるというのを何かの記事で見たことがある。
とはいえ、大半の女性が耐えられるのは、お腹に新しい生命が宿るという喜びと実感があるから、この苦しみに向き合うことができるのだろうか。
そうすると、なぜ「つわり」なんてものが存在するのか不思議だ。
生命が進化する上で存在する症状である以上、何かしらの意味があるのは間違いない。
が、ネット上で調べても、諸説あり不明だった。
そこで、つわりの症状別に仮説として考えた理由は下記。
・常にひどい船酔い状態
→胎児の形成が安定するまで流産しないように、
身体を安静に休めないといけない
・ごはんがまともに食べれない
→胎児に栄養を送る準備として、胎児によくないものは受け付けない
胎児を生成するため身体が弱るため、毒素があるようなものは避ける
・空腹だと、さらに気持ち悪くなる
→とはいえ、栄養がないと、胎児を育成できないので食べるように促す
・臭いにすごく敏感
→胎児の育成にとって、良くない臭いは受け付けなくなる
これだけ辛い症状に、生命の進化論的な意味が間違いなくあるとは思う。
いま、妊娠26週目は、少し早いが「後期づわり」というやつが始まってきたらしい。
これにも、何か意味があるのだろうか。
できる限りのことは近くでしようと思うが、代わってあげることはできない。
※男性は、妊娠出産の苦しみに耐えられないというのは、よく聞く話
胎児をお腹で育てるということは凄いこと。
当たり前のようで、当たり前ではない。
親に感謝し、生命の尊さを感じ、産まれてくる子供を祝福をしよう。
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