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「ストレッチした方がいいですか?」|よくいただくご質問にQ&A
おはようございます!
筋肉がふわっと柔らかくなるミオンパシー 辻村裕美子です。
この春をきっかけに健康のための新しい習慣を始めた!という方も多くいらっしゃるかと思います。
今回は、私たちが一番多くいただくご質問のひとつ「ストレッチした方がいいですか?」について書いていきます。
ストレッチは筋肉を伸ばすもの、ですよね。おそらく世界で一番認知されているエクササイズのひとつです。
でも、ある条件が揃った途端、体の負担になるものに変貌してしまいます。
ではその条件について整理していきましょう。
正常な筋肉は適切に収縮します。
たとえば肘を曲げようとすると上腕二頭筋は縮んで硬く太くなり、その真裏の上腕三頭筋は伸ばされます。本来筋肉は長さ、太さ、感触に変化のある組織です。(厳密に言うと、本来筋肉は縮むことしかできません。)
ただ、私たちはゴム人間ではないので、伸ばされる側の筋肉が延々と伸びるわけではありません。無理をさせすぎたり、伸ばされすぎたりすると筋繊維がちぎれてしまいますよね。
そんなときのために、筋肉には、ちょっとやそっとのことでは筋繊維がちぎれてしまわないよう守る仕組みが備わっています。筋紡錘という筋肉のセンサーが危険な状況と判断した瞬間「とっさに縮んで守る」という仕組みです。
このとき、筋肉は反射的にものすごいスピードで縮むため、筋肉のセンサー 筋紡錘が感知する筋肉の長さと実際の筋肉の長さにズレが生じてしまいます。このズレが生じることで、筋肉は「正常な状態より短く縮んで硬くなったまま」になるのです。ミオンパシーではこの状態の筋肉を「筋肉ロック」と呼んでいます。
さて、筋肉の守る仕組みが働いた結果、生じる現象のひとつが筋肉ロック。ちょっとイメージしてみてください。筋肉ロックが大量に蓄積した体でストレッチするとどうなるでしょう?
ストレッチで伸ばしたい筋肉はすでに筋肉ロックが蓄積。守るために硬く縮んだまま動かなくなっています。そこにストレッチを加えると…?
守るために硬く縮んている筋肉はどう反応するでしょうか?
気持ちよく伸びる?それとも。。
筋肉ロックに陥った筋肉は、筋繊維がちぎれないように縮んで守っている状態です。そのため、伸ばそうとすればするほど守る仕組みを強固にしようとします。つまり、もっと縮んで硬くなろうとします。
ストレッチをするとき、多くの方がもっと筋肉をしなやかにしたい!もっと柔らかく動く体にしたい!といった目的を持って取り組みますよね。でも、筋肉ロックがあるときにストレッチをすると、求めている結果と真逆のことがいともたやすく起こってしまうのです…!これが、「毎日ストレッチを頑張ってるのになかなか柔らかくならない…」の真相です。
では、冒頭の問いに戻りましょう。
「ストレッチをした方がいいですか?」
私たちの答えはこうです。
「筋肉の状態次第です。」
ストレッチが効果を発揮するのは、筋肉がロック状態ではない正常なとき。
もし今、筋肉ロックがあるなら優先すべきはストレッチではありません。筋肉の守るスイッチを解除し、筋肉を本来の柔らかさに戻すことです。
まずは、筋肉状態を把握することからスタートするのがおすすめ。
筋肉ロックの有無は、筋肉の感触と感覚で確かめていくことができます。
筋肉をグリグリしてみて
「痛い・イタ気持ちいい・気持ちいい・くすぐったい」といった感覚があるときは筋肉ロックあり。
もしくは、ゴリゴリした感触、ワイヤーのような筋張った感触、塊のような硬い感触があるときは筋肉ロックあり。
ストレッチする前に、筋肉ロックを解除して本来の柔らかさに戻してあげましょう!
筋肉ロックがあるときはまず「ゆるめる」ことが先決です。筋肉ロックを解除して、本来のしなやかな筋肉に戻したあとはストレッチが本領発揮する領域。ご自身の今の筋肉の状態と目的に合わせて使い分けていきましょう!
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