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#44.山田亮一とアフターソウルを観て止まない耳鳴り
比喩表現ではありません。久しぶりにライブハウスに行き本当の耳鳴りが止まないので治る前に感想というか今の自分の思いみたいなのを記録しておこうと思います。
※耳鳴りはライブハウスの音響に対する苦情ではないです
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お目当ては山田亮一とアフターソウル
先に謝っておきますが私は古参のファンではありませんので色々と浅はかかもしれません。ご了承ください。
私がハヌマーンを知ったのは今の旦那と付き合い始めた時。私は学生時代から邦楽のロックが好きで(パンクやメロコア?)ライブハウスやフェスには割とよく行っていた。旦那は大学でバンドをしておりその時ハヌマーンやバズマザーズに出会ったらしい。好きな音楽は異なるが大まかには音楽の趣味が似ており感覚的なところは一致している感じがあったし、何より私は楽器ができるなんてかっこいい〜と思っていた。てか好きな人の好きな音楽は好きでしょ。車で何度か聴いてじわじわ私もハマっていった。もっと早く知りたかったなとも思うけど、20代後半からでも新しく好きなアーティストが出来て嬉しかった記憶もある。
何に惹かれたのか、楽器の技術的なところは分からないし私は元々パンクやメロコアが好きで勝手に身体が動くみたいなリズム重視の音楽が好きだったはず。それならば歌詞か、暗いとも明るいとも言えない、何かを言及したりするわけではないし共感できるわけでもないし、自分にプラスに働く言葉ではない気がするのに良いと思うコレはなんだろう。小説読んでるみたいな、一曲で自分の知らない世界に入り込めた感覚になる。英語では、懐かしいって意味合いの言葉がないらしく"懐かしい"を英語には変換できないらしい。めっちゃその感じ、この好きという気持ちを表す意味合いの言葉がない!そんな感覚になれるのが惹かれた理由かもしれない。
とは言ってもハヌマーンやバズマザーズの音も好き!歌詞だけじゃなくてこの音に乗っててこの歌い方表現の仕方だからかっこいいんだよなって思う。もちろんリズム重視な音楽は今だって好きだし久しぶりに聴いた昔好きだった曲は今でも魅力を感じる。若かったな〜とか思いながらも。
ライブではハヌマーンの曲をいくつかやっていた。古参ファンでない私ですらはじめて山田亮一を観て、うわぁ本当にいるんだ‥って気持ちになった。これ、ずっと生で観たかった人にとってはすごい気持ちだろうなと想像で興奮した。実物はなんか痩せてるイメージあったけど意外とおっきかった。貫禄みたいなものも感じた。一曲目からすぐに私の想像していた山田亮一だったわけではなく、最後に向けて帳尻合わされた感じ、どんどん想像と現実の魅力が重なっていった。表現力すごいなーって。
何歳になってもすごいなって思う人を見ると、そんな風になりたいって思っちゃう。まだまだ自分に可能性を感じてるのか、言葉にすると恥ずいけど多分そう。
日常に戻っても曲を聴くとまだまだそんな気持ちになれる。そして、こんなにかっこいいものを知ってるんだぞって毎日密かに思いながら過ごしている。
せっかく活動している期間に遭遇できるのだからこれからも近くで応援していきたい!この人の作り出す物でまた出会ったことのない、言葉に出来ない気持ちになりたい!そんな気持ちになれて嬉しい。
どんな音楽が好きでもやっぱりライブハウスに行くと熱い気持ちになれるよね、ちょっと恥ずいけど。
ライブが終わって3日経つ。そろそろ耳鳴りも治りそうだけど治りきる前に記録ができて良かった。また時間が経ってから読み返したい。