リモートワークで「働く」の価値観が変わってきた話
1ヶ月もリモートワークしていて、今更か。という感じかもしれませんが、出かけることもないGWを過ごして、ぼくなりに色々と考えることができたので、まとめます。
ぼくの話を軽くすると、(一応)新卒2年目扱いで、自社のプロダクトの方向性やデザイン面などに広く関わっています。職種がこれ、と明確に表せるものはないのですが、マーケティングみたいなことを考えてみたり、プロダクトの新機能アップデートなどの要件定義や開発ディレクションをしたりなど、自社のプロダクトの付加価値向上に関することを幅広く。
上記の業務は4月の新年度になってから新しくやり始めたことで、新しく立ち上がったチームだったので、手探り状態でトライしています。
ジョブ型とメンバーシップ型
これまでは、なんとなく与えられた仕事をして、それなりにアウトプットをだしてという、振り返るとなんとも雑な仕事の仕方だったなと反省しています。
というのは、一旦おいておいて、リモートになったときのぼくはどうしてもこれまでの考え方が抜けなくて、定時の間はちゃんとしっかり仕事しないとと思っていました。
ただ、段々とリモートの期間が伸びてくるにつれて、よくも悪くも慣れてきて、正直なところ、家にいながら定時の時間をしっかり仕事に使うのが難しくなっていたし、逆に夜、退勤後にうっかり仕事してしまったりするようになりました。これまでは、家に帰ったら絶対仕事しないぞという強い意思を持って切替をするようにしていたのにも関わらず、です。
そうなってきたときに、ぼくが思ったのは、いつ・どれだけ仕事しようが、アウトプットしてればいいんでしょ/アウトプットをださないといけない、ということです。ぼくがいくらがんばって定時の時間に張り付いて仕事をしていても、何もアウトプットが出ていなければ何もしてないし、逆に、極端な話、3時間くらいしか業務していなかったとしても、十分なアウトプットが出ていればそれでOKというわけです。(まぁ3時間で十分アウトプット出せるならプラスアルファの仕事はできるでしょというツッコミはなしで)
自分の中で色々と感じたころに、「ジョブ型」と「メンバーシップ型」という言葉を知りました。
この2つの概念はすでに有識者の方々が語り尽くしているかと思うので、ぼくがこの場で語ることはしませんが、簡単に説明だけすると、「メンバーシップ型」というのは、これまでの日本型のチームへの所属の中で成果を出していく形、「ジョブ型」というのは、欧米型の成果主義、「いつまでに何をアウトプットするか?」で定義されるような形です。
成果を出せばいつどれだけ仕事しようが構わない、というぼくの感覚は、「メンバーシップ型からジョブ型へ移行していく」ということへの実感だったのだなと感じました。
これからのぼくへの戒め
リモートワークが伸びて少なくともあと1ヶ月はこの調子が続くなかで、働き方への意識を変えていかないといけないな、というのは、自分の実感を裏付けするような記事が沢山出ていたので強く感じました。
インプットの時間を長くとりがちだけどアウトプットを意識していかないといけないし、定時の時間の概念を取っ払って、短い時間で成果を出せるような方法、(語弊を恐れずに言えば、「うまくサボる方法」)を模索していく必要があるなと感じました。
その上で余った時間はインプットや自分のために使う時間、ステップアップのための時間、というような使い方をしていくべきなのかもしれません。
ぼくは引きこもり体質なのでGWは1歩も外に出ることなかったのですが、全くしんどくなかったので我ながら驚いています。noteや本を読み漁って勉強した気になったGWでした。自分のものにして自分の考え方の中で使えるようにしていかないと行けないので、そのあたりを意識しなければ、、ですね。
たにぐち
最後まで読んでいただきありがとうございます。