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職種を聞かれたら「UXデザイナー」って答えることにした

仕事についての質問で「何をやっているのか?」はあるあるの質問だし、「自分はこれをやっています」と断言できると簡単だよなと思います。営業とかエンジニアとか、わかりやすいものならともかく、何に分類されるのか分類しにくいことをメインでやっていることも多いと思います。

かくいうぼくがそうです。業務内容が多岐に渡りすぎていて、どういう業務をしているのか、一言で表すことができずにいました

それで、なんとか説明できるようにできないものかと考えていたのですが、「UXデザイナー」と答えよう、ととりあえず自分の中で腑に落ちる部分ができたので、ある種宣言として残しておきたいと思います。

営業?ディレクター?プロダクトなんとか?

ぼくの業務内容をざっくり羅列すると、

社内からのリードに対して、クライアントの要望をヒアリングし、提案・企画書を作成(営業?)し、受注したら開発部とコミュニケーションを取りながら、開発ディレクション、納品まで持っていく(ディレクター?)。
納品したあとはクライアントとコミュニケーションをとりながらオンボーディングして、都度改善提案や追加機能開発対応で開発部とコミュニケーション(ディレクター?CS?)。
をしているかと思えば、自社プロダクトの新規機能の企画・開発ディレクション(ディレクター?プロダクトなんちゃら?)。
に加えてサービスサイトリニューアルにも関わっている(マーケ側面?)。

です。

色々仕事はしているけれど、結局ぼくは何やってるんだっけ?ということが本当にわからなくなっていました。

プロダクトマネージャーみたいなのになりたい

と数ヶ月前まで思っていました。

プロダクトの方向性を企画したり、開発のディレクションをやったりというのはすごく楽しかったし、新機能がリリースまで持ってこれると形にできた喜びみたいな達成感もありました。

ただ、ぼくにはエンジニアリングの知識がなさすぎました。それなりのチュートリアル、教科書レベルのコード記述は経験しているものの開発経験は殆どないし、エンジニアとの会話の中でわからないこと多いし、自分よりももっと適任な人が世の中にはゴロゴロ転がっているだろうなと思いました。

今から勉強するのもやぶさかではないけれど、すぐに身につくスキルではないし、なによりぼくはいろんな言語のチュートリアルだけやって挫折している人間なので、実際に作りたいもの・作らざるを得ないものを目の前にしないと進まないなと薄々感じていたので、もう少し違うアプローチができないものかと考えていました。

プロダクトデザイン

プロダクト全体の方向だったりには関わりたいけど、開発よりだと今の自分には難しい。そんな時、そういえばぼくの所属は「プロダクトデザイン」だ。と思い出しました。自分の仕事をざっと列挙したわけですがその中に「デザイン」という言葉は出てきていないし、つい最近までは「デザイン」ということを考えたことはなかったです。これまで「プロダクト」のことしか考えていませんでした。「デザイン」…

「プロダクト全体の機能の統一感」「各企画でのエンドユーザー・クライアントの動線設計」ということを考える上で、ユーザー導線を考えることが多くなりました。ユーザー導線をデザインする、と考えてみたら面白いんじゃないかと最近思ってます。

そうすると、新規の企画もデザインだし、既存の開発要件もデザインだし、プロダクトの機能企画もデザインになるんです。あとは開発チームとのコミュニケーションをとっていくわけですが。

あっちこっちにとっちらかっていた自分の仕事が2本の軸にまとまった瞬間でした。

だからぼくはまず、UXデザイナーになりたい

ぼくは活字が苦手なのもあって、「人が読みやすいデザイン」に興味が湧くようになっていました。だから、余白の作り方やフォントの選択・色の選択なんかを勉強しようと思い立ちました。まだ全然勉強できていないけれど、少し触れてみて、自分でプロトタイプやデザインを作ってみたところ楽しい!

デザインのことなんてこれまで何もやってことがなかったけれど、試行錯誤しながら楽しんでいます。まず、ユーザー導線についてしっかり考えつつ、UIのデザインの部分にも進出して、デザインワイヤーやプロトタイプを作れるようになりたいなと考えています。これは考えているだけだしすぐできるとは思ってないですが。

胸を張ってUXデザインやってます。って言えるようになる。その上でUIに寄っていくのか、開発に寄っていくのかはまだ決めてないけれど、自分の中のもやもやが晴れて、目指したい方向が見えたような気がしたので記録として残しました。

DailyUIだったり、ワイヤートレースだったり手を動かすこともやり始めているのでちまちまやってく中での気づきを残していく予定。


たにぐち

最後まで読んでいただきありがとうございます。