204日前|オンライン添削で憲法A評価に!“質”を高めた実例|司法試験合格逆算日記

引き続き合格体験記の分析を。

“・憲法 (2018年 F→ 2019年 A) 憲法は、本番での答案は我ながらかなりひどい仕上がりだと思っていました。せっかくの安田先生のご指導が活かせなかった・・・(涙)と落ち込みもしました。現に、安田先生ではない合格者の方に評価していただいたところ、「Fの可能性が高い」と酷評されました。

しかし、蓋を開けてみるとA評価をいただいております。 これは、安田先生よりご指導いただいた基礎的な文章力、表現力のおかげだと思っています。

安田先生は、憲法の基準の立て方一つにしても、言葉の使い方について繊細な指導をしてくださいました。その成果が憲法のレベルアップにつながったのだと思います。

ちなみに、レベルアップするまでに3カ月でこなせた問題数はオンライン添削のプラン20問全てではなく、そのうちわずか7問です。先生の添削は、数通受けるだけでかなりの効果があるといえます。”

憲法への対応

1.基準の立て方を磨く

憲法の答案では、基準の立て方が全体の説得力を大きく左右します。添削では、具体例を交えながら基準の「言葉の選び方」や「論理的な構築方法」に焦点を当てました。

2.表現力を繊細に高める

法律用語や論証パターンをただ覚えるのではなく、読み手に伝わりやすい表現を徹底的に追求しました。この繊細な表現力が、答案全体の印象を向上させ、A評価を引き寄せたといえます。

3.振り返りを重視する

一つの答案を見直し、同じテーマを再び考察するプロセスを繰り返すことで、思考の深みと安定感を育みました。

基礎スキルの力:結果は蓋を開けてみるまで分からない

このケースが教えてくれる最大のポイントは、基礎スキルの大切さです。どれだけ「自信がない」「失敗した」と感じても、基礎的な文章力や表現力が備わっていれば、答案が一定の水準を超えることが可能になります。司法試験では、表面的な完成度よりも、読み手が納得する基準を提示し、説得的に展開する力が評価されるのです。

指導の本質:成果を引き出すために

私が添削を通じて目指しているのは、単なる「点数アップ」ではありません。「失敗しても点数につながる」という安定した基礎力の習得です。

受講生一人ひとりの課題を的確に捉え、限られた時間の中で最大限の成長を引き出すことです。人によっては時間がかかることもありますが、着実に力が伸びる方法を選択していきます。

司法試験という長い旅路の中で、短期間で自分の可能性を大きく広げる経験は、大きな自信につながります。あなたも、量より質を重視し、短期集中で飛躍する一歩を踏み出してみませんか?

↓Aさんの合格体験記はこちらから

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安田貴行|リーガル・インストラクショナル・デザイナー&ストラテジスト|30代からの司法試験・予備試験
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