クラフトフード、クラフトチョコレートって
僕が金沢初のBean to Bar チョコレートブランド、love lotusのブランディングを行っていた時、クラフトって何だろうってずっと考えていた。
クラフトビール、クラフトジン、クラフトウイスキー、Bean to Barとも呼ばれるクラフトチョコレート。
クラフトって何だ?
ハンドメイドと違うの?
クラフトフードが大量生産の加工食品へのアンチテーゼならば、
そして、
手作りの食品をクラフトフードと言うならば、
町の和菓子屋さんの和菓子もケーキ屋さんのケーキもパン屋さんのパンもクラフトフードだし。
漬物も味噌も日本酒も昔はみなクラフトフードで、今もそうであるお店は多い。
なのに今更のクラフトフード。
アサヒビールがクラフトビールを作る時代に、
クラフトフードとは何なのだろう?
その辺りを深く考える事も必要なのだと思っていた。
じゃないと、単に手作りの、個性的だけれどもナショナルブランドの量産品よりかなり割高の食べ物で、一時的なブームで終わってしまうかもしれない。
ちゃんと考えなければ。
クラフトフードって何だろう?
クラフトチョコレートって何だろう?
ブームに乗っかたような、自己満足のブランドで終わらせないためにとことん考える。
世界で初めてユネスコのクラフト創造都市に認定された金沢でクラフトチョコレートを作る。
そこに何か存在意義を見出すのか、見出さないのか。
クラフトって何だ?
手作りだからクラフト?
ふーむ。
答えはまだ出ていない。
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