怪我の功名①〜発症編〜
こんばんは。作曲家・アーティストの鷹野喜充です。
先月、心機一転しようと思い伸ばしていた髪をバッサリ切ってすっきりさせました。そしたら家族を含め周りから大変好評だったので、今年はこの髪の長さと量を維持したいと思います!
ちなみにただ1人だけ「長い方が良いよ〜」と仰って下さったニッケルハルパ奏者のTさん。大好き!
…とまあ、そんな新年のご報告と今年の抱負とかを書くつもりだったんですが、ちょっとまずい事が起こりまして。
首〜腕にかけて痛めてしまいました。
今回はその経緯と現状、そして変わりつつある事について、共有できる情報を出来る限り発信したいと思います。
ただ1つ、結論だけは先に。
自分の体=最も重要な資本=最優先項目
です。もしどこか体に不調を感じている方。早めにプロに診てもらい対策をした方がいいです。絶対。
①発症編
────2023年1月29日。未明。
その日私は、依頼されていた楽曲を納品するためのラストスパートをかけていました。いわゆる『缶詰』と呼ばれる状態です。
照明を最低限まで落とし、あーでもないこーでもないと作業を進め、何とか納品。その後すぐにウマ娘を開いたらログインボーナスが受け取れたので、確か5時頃だったと思います。
──今日はソロコン(吹奏楽個人コンテスト)の伴奏もある。少し仮眠を取ろうか──
そう思って伸びをした時でした。
ピリッ
…
……
………ピリ?
何か首のあたりで、今までに感じた事のない種類の刺激が発生したのです。例えるなら首につまようじの束を軽く当てられたような。
『んー何だろうな』と気にはなったものの、まあいいか、と。ソロコン前に少しでも休息を取っておきたい。そのままその違和感には蓋をして、突っ伏して寝ておりました。
そして迎えたソロコン。朝のリハ合わせから元気にピアノを弾き、何の問題もなく本番も終えた私の脳内からは、仮眠前の出来事が綺麗に忘れ去られていました。
帰宅後、昨日取れなかった睡眠をガッツリと取った事で心身ともにリフレッシュ!さ、次の制作に取り掛かろう!
と、呑気にPC前に座って新しいプロジェクトを開こうとした時──
ビリッ……!
ビリビリビリビリビリビリビリ!!!
…………あああ痛い痛い痛いいああああああやあああ!!!!!
睡眠を挟んだ事で本番中のアドレナリンが切れたのでしょうか。
これまで経験した事のない、注射針が束になってザクザクとぶっ刺さしてくるような痛みが首の後ろのあたりで発生。そして同時に、某人気ゲーム(この間初めて購入しました。赤い方)の某キャラクターの10万なんたらを喰らったように、電流が肩から両腕へ駆け巡りました。サ○シって強いんだなあ…
そうじゃなくて。
・立つ
・座る
・歩く
・腕を上げる
・顔を動かす
・横になる
・動かない
こういった動作を行う度に眩暈が発生するレベルの痛みが頻発。そこまで酷いか…と別の意味でくらくらしました。
「この痛みはダメだ」
とにかくそう感じ取ったので、小さい頃からお世話になっている整骨院の先生へ連絡し、翌日診てもらう事に。
もちろんその日の作業は全て中断。セイちゃんちょっと横になりますね。
────1月30日。
昨日はすぐに横になったけれど症状は回復せず。それどころか起床後すぐに『右手の指がおかしい』と気付きました。
腕全体がピリピリと痺れており、指先の感覚が鈍くなっていたんです。
昨日の夜からの不安はいよいよ膨れ上がり、半ば絶望状態。まあ首下げるだけで痛いので実際には前向いてフリーズって感じでしたけど。いやそれでもビリビリ痛いんですけど。
「あいててててててて」って笑いながら何とか着替え、心の中で、あくまで心の中で「あひゃひゃひゃひゃひゃ」と愉快になりながらビリビリと歩いて整骨院へ。
自宅から近い所にあって本当に良かった。