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オンライン懇親会での「同じ釜のメシ感」

 日本最大級の異業種プロジェクト「ALIVE」コロナ禍に翻弄された2020年度。3期が1月15日に始まった。

ALIVEは、大企業の次世代リーダー60人が、リアルな社会課題3つをテーマに15チームほどに分かれ3ヶ月で本気で課題解決提案。この経験を通じて次世代リーダーが自分の当たり前が通じない環境で本物のリーダーシップを学ぶ。年間3回運営。https://www.alive0309.org/

 オンラインもしくはオンラインとリアル併用での通常のプログラム運営は昨年の3月以降順次対応し、参加企業からも評価をいただき、参加者の満足度も十分なものになっている。実際、2期は過去最大参加者・3期も3期として過去最大参加者と、コロナ禍の先の見えない中での次世代リーダーへの企業のニーズの高まりに十分応えていると思う。

 その中での、リアルと比較したオンラインでの課題意識として、’直線的に’なってしまうこと。リアルであった一瞬無駄に思えるやりとりの中から生まれる爆発的なパワー。自分の当たり前が通じずたまらず出た違和感から新たに生み出された新しい切り口、論理を超えた想いが漏れ出たときの賛同、言葉だけでなくその人のまとう雰囲気からの自然な共感、以前の無駄話が背景として理解できたその人の独自の考え、それまで培った関係性から軋轢を恐る自分が一歩踏み出した攻めた一言、、、これが、オンラインの’効率性’の中で、失われているものがないだろうか

 この課題意識に対し、今回の挑戦のひとつがオンライン懇親会。サントリーがきっかけとなっていることもあり、これまでも懇親会を大事にしてきたALIVE。コロナ禍でもオンラインで懇親会を続けてきたが、いまいち盛り上がらず・・・。下手するとミーティングの延長になり、議事録をとっていた事も・・・。今回は、全員の集まるセッション1と4で以下の挑戦を実施予定。セッション1での学びは同じ釜の飯を食うことは、それなりに盛り上がるということ。まだまだうまくいったとは言えないが、'直線的'でない'意味ある無駄'を作り出したい

■セッション1でのチャレンジ
・トモショクが答申先という事もあり「共・食」
 北から南まで100人ほどの参加者で同じシェフ特製メニューを発注
・賞品プレゼント大会!
 特製メニューの裏側に予め当たりシールを貼り、答申先賞用意
  おおたオープンファクトリー:町工場の技術を詰め込んだ弁当箱
  地域・教育魅力化プラットフォーム:所在地の島根の特産品
  トモショク:一澤帆布のトモショク特製エプロン
→いつも以上に終了後も各チームごとに残って`無駄話`をしていた様子
 オペレーションの課題はありつつ、同じ釜の飯を食う意味はありそう
 ※ご協力いただいたマックスパート社さんに感謝! 

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