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夏の代名詞

こんにちは。イシカワです。


23SSいかがお過ごしですか。デリバリー真っただ中で、皆様大変なことでしょう。気候的にまた明日は寒波とのこと。店内は春色だらけに。そして今日は夏物の紹介。誰も何も理解できていないことでしょう。

でも、それが楽しいんじゃないですか。出会った事が縁。忘れられなければ運命。この選ぶ時間、試着のときめき、僕との会話、最高に楽しんでください。出会いたかった洋服に必ず出会います。この季節の変わり目は過去を思い出すことも多々、先を楽しみにすることも多々。そうやって一緒に先を見越していきましょうか、という事でいきましょう。



ENCOMING


FRONT SLIT JUMPER

color : pink beige / b.gray
size : M
price : ¥40,700-(tax in)


ENCOMINGの創る洋服って、毎回表情というか、感覚的に刺さってくるポイントが違う気がします。和紙とコットン糸を芯地に据え、ポリ糸をコイル状にカバーして強度を持たせたニットは見た目の雰囲気が抜群。まだ肌寒いこの時期にものすごく楽しそうに過ごす夏場の連想を与えてくれます。非常にコシのある生地で荒く編みたてられた編地の透け感が生む、このやらしさみたいな表情が一番のイシカワの推しポイントですね。「色気を身に纏う」洋服は多いように感じますが、生地から伝わってくる強靭さから生まれる色気とはまた違った空気感。エロいギャップです。着た感覚と見た目のしっくりさの二点の相反性はこのニットだから、ENCOMINGだから、生まれるんだろうなあ、と感じさせてくれます。本当にいいニット。

杢っぽい奥行きのある表情を持つ雰囲気の違うこの2色の淡い色味は、それぞれの糸で染め方を変えていることから生まれる独自性。良い顔してますね。人によって似合う似合わないありそうな曖昧な色感ですが、一度きてみて欲しいニット。各々の感じた方合わせ方で、ニットの存在感の種類が変わりそう。
僕は真夏にタンクトップ、ショーツ(スカート)、サンダルが真っ先に頭に来ました。快適なのは勿論ですが、この表情かつ品あるこの雰囲気をマイスタイルに活かさない手は無いです。日本の気候に適した四季折々での着こなしに期待が出来る、汎用性も兼ね備えたニット。沖縄とかで着たいっすね普通に。真夏のサマーニットとしても、少し肌寒い時期のクラシックニットとしても、活躍しますよ。

サマーニット、特にこんなスキッパ―なんて僕からすれば「夏の代名詞」。夏が頭をグルグルしてきました。着たくなる。そそられる。そんな好奇心溢れる感覚をくれるENCOMINGはやはり良いブランドですね。23AWもかなり良かったですよ。感覚だけじゃなく、何か試されているように感じさせてくれる、今の僕に必要なうってつけの”アヴァンギャルド”なコレクションでした。やはり何か自分と近いものを感じます。これからも長いお付き合いになるかと思いますので、今後もしっかりと提案に着こなしのバリエーション増やしていきますね。(最後にこっそり。pink beigeもう完売しました。すいません。グレーも僅少です。早めに。)


イシカワ

MusterWerk
13:00-19:00(時間外アポイント制)
〒550-0004
大阪市西区靱本町2-5-18 都住創うつぼ1F
https://musterwerk-osaka.com/

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