Sud. style ③
この死にそうになる猛暑の中、お店が着々と仕上がってきました。
インスタグラムを見て下さっている方々を、ぐるんぐるんさせる程の入荷量です。イシカワは今とんでもなくぐるんぐるんしてます。ぐるんぐるんしながらもグイングインと進める新店舗の作業や撮影がとてつもなく楽しい。何人かお手伝いしてくれた方々、有難うございます。まだまだ手伝って下さい。何度もしつこく言うように、皆様と作り上げたいんです"Sud."は。僕一人じゃ、何も出来ないんです。ただ、オープンに来たいって、着てみたいって、行ってみたいって、そう思ってもらえる為に日々楽しくぐるんぐるんしてます。何でも連絡ください。良かったらお出しするのでお店お越し下さい。何よりも8月25日(金)含めた土日(26,27日)是非、足を運んでください。楽しみましょう共に。
(なんか色々準備してたら、凄い事になってます。別注が揃っているのは勿論ですが、皆様からの贈り物やお言葉並びに、オープン日と週末はあるデザイナー様のご在店も、、、、とんでもない事なってきたので、とりあえずお酒買っときますね沢山。金・土・日楽しみましょう!今週から始まるイベントも宜しくお願い致します!)
KANEMASA 23AW 2nd delivery.
前回のブログでブランド様のご紹介をさせて頂きました、KANEMASA PHIL。和歌山が誇るニットメーカーの作る、長く続く職人技から生まれたファクトリーブランド。今回はそのKANEMASAの代名詞ともいえるニットシャツがSud.に届きました。
まずこのシャツ、46Gというスーパーハイゲージで作られています。聞いたことないでしょ。異次元すぎるんですよ。更にはそのスーパーハイゲージに対して、タイプライターという織物の高密度平織組織を実現。聞くだけで分かる、ヤバいシャツ。ストレッチ性が高く、一度着ると止められないし、やめらない、毎日着たくなっちゃう着心地。柔らかすぎるし、滑らかすぎる。表情と着用のギャップは他のシャツのそれとは段違いに良さを発揮します。これは間違いなく”ニュースタンダードシャツ”。良い響き。
毎シーズン定番とのことらしいのですが、このシャツ、何よりもこの緩めのサイジングですよね。これが良いんですよこれが。この素材を活かすならこのサイジング。素材のハリにコシ、そして相反的な滑らかさに艶感と品。オーバーパターンだが、カジュアルになりすぎないラグジュアリーミックスな唯一無二のシャツを生んでいます。パンツの自由度と言えばもう言わずもがな。シャツの種類で決めちゃってください。きっと自分が一番自信を持てるパンツを持ってきてハマらないことはないので。
ディティールは、ドレスシャツを採用し、全て巻き伏せ本縫い仕様、貝蝶釦使いです。 リサイクルポリエステルとSRO糸の色を二浴染めすることで、深みのあるカラーリングになっています。今シーズンから少し定番をアップデートし、綿糸原料を160/2 という細番手双糸使いに、そしてその糸にガス焼き加工を施しドライに着用可能。そして極めつけは洗濯後の毛羽を抑える機能も。
あ、完全に言い忘れてました。これ勿論そのまま洗えますし、皺も出来ない完璧なシャツなんです。ヤバくないですか?イシカワもうギブアップなので一枚買います。
”定番が愛されるブランド”
素晴らしい事だなと、この仕事をしてきて思う事です。ただKANEMASAはシャツだけではない。この技術を沢山の方向へ風向きを変えて、今もなお、この日本の技術を世界へ発信しています。企画の方と毎度話を重ねるにつれて、よりブランドを応援したくなるとともに、自分が出来ることを最大限したくなる、そんな背景のブランド様だと感じています。次の春夏からは別注だけではなく、大阪初のイベントも企画していますのでお楽しみに。ひとまずオープンで一度、袖を通してみてください。長く培われた技術を言葉なしで体感できるクオリティのシャツです。
イシカワ