頭のゴミって?

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頭のゴミってなんだ?

著者の言う頭のゴミとは、思考を邪魔し、ゴールまでの障害となりうる「あらゆるもの」です。そこには、感情、価値観、自己イメージなどなど様々なものがあります。それらをいかにして捨て、いかにしてゴールまでたどり着くか。

これらは全部ゴミ!

著者は以下のものを全てゴミと称してバッサリと切り捨てていきます。

・感情
・他人のモノサシ
・これまでの自分
・マイナスの自己イメージ
・我慢
・自己中心
・失敗への恐怖
・論理へのとらわれ

考えてみれば、今の自分がこれらを全く持っていないと言う人はほとんどいないでしょう。特に感情や失敗への恐怖を持たない人なんてそうそういません。では、一体どうやってこれらのゴミを処理していけば良いのでしょうか?章を進むごとに一つずつ解説してあります。

結局何をすれば、ゴールに近づけるの?

ゴールに近づくには、著者のいうゴミを一つずつ捨てていくことが重要なのですが、私としては以下のことを最低限守れば変化が現れると思います。

・ゴールを定める
・自分の自分自身への評価を上げる

これだけです。

ゴールを定めることをイメージするのは、それほど難しくいでしょう。ただし、この時に、自分の本当の欲望を設定しなくてはいけません。どれだけ曖昧でも、達成の仕方がわからなくても良いです。夢は大きいほどいいと言われますが、その通りです。

自分の評価を上げることは少しイメージしにくいかもしれません。
人間というのは、自己イメージに沿ってその通りの行動をしています。

例:「恥ずかしがり屋」ならば、初対面の人と話すことを避けたり、会議などで発言をなかなかしなかったり。

つまり、プラスの自己評価、自己イメージがあれば行動もプラスのものに変わるということです。自分は人とコミュニケーションを取るのが得意というイメージがあれば、人と話すことを避けようとは思いませんよね?

では、これらがなぜ重要なのかというと、これらができていれば勝手に行動が付いてくるからです。人間は気持ち悪い状態が嫌いです。皆さんもそうですよね?

ゴールが本当に達成したいもので、自分のイメージを良いものにすればするほど、今の自分を気持ち悪いと感じるようになります。

そうなれば、人間はそれを解消しようと動き出します。気持ち悪い状態を脱するためですから、自分でも驚くぐらい努力します。つまり、真に目的を達成したければ、今の状態を気持ち悪いと思えるように意識の部分に働きかけることをまずは目標にしましょう。



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