地方大学4年生が「極度集中-SUPER FOCUS」を読んで、ここがためになるな~と思った
p.8
「才能」とは、「集中の量と質」
あるものに対して、いかに長い時間、没入し続けられるか。そして、冴えた状態で向き合いつ続けられるか。これが「才能」の正体。
p.14
才能を発揮するため、カギとなるのは「集中」だ。
まずは、当てたい的を明確にして集中すること
もう一つは集中的に取り組むこと
圧倒的な時間を割いて、その道のプロがやってきたことを真似るのだ
p.18
的がはっきり見えなければ中央を射抜くことはできない。まずは、「人生の指針」を正確に定める
「価値観(何が大事か)」
「未来像(何になりたいか)」
「目的(何をしたいか)」
「使命(他者のために何をしたいか)」
によって、人生の的は作られる。
p.60
上位20%と下位80%
やがては大きく差が開いてしまうが、入社1年目に注目してみると、実はそこまでの差はない。どちらも、自分のすべき仕事や技術を向上させるために、努力するという。
問題は、「その後」だ。下位い留まってしまう者のほとんどは、学ぶペースが落ちたり、やめてしまう。
向上することが出来なければ、生産性は入社後1年目と変わらないので、会社や組織においても大きく評価されることはない。
一方、上位20%に入る人たちは、2年目以降も学習を続け、成長していく。そうして、平均で年11%の割合で、増収し続けるのだ。
このペースでいけば、入社1年目が年収5万ドル(556万円)だった人は、20年後には40万ドル(およそ4500万円)以上を稼ぐことになる。
1万時間の法則
どんな分野でも、1万時間程度、継続してそれに取り組んだ人は、その分野のエキスパートになるという経験則。
突出したスキルを身につけたいのであれば、この「1万時間の法則」に従い、多くの時間を費やすべきである。
ただし、一般的な分野のスキルならば、週5日、平均2時間以上、スキルの習得に集中すれば、その能力は突出したものになる。
スキルを身につける途中には、様々な挫折や困難が待ち受けているかもしれない。しかし、スキル向上の努力はたゆまず続けるべきだ。
「自分のキャリアが、このスキルの上達にすべてかかっているのだから」
p.66
「人生の質=人間関係の質×人間関係の量」
人間関係を考えるとき、「彼らが自分にとって、どう役立つか」という視点から考えてはいけない。
実際、企業のトップに立ったり、自己実現を果たしているような人が、人間関係について、そのように考えているケースはほとんどない。
では、どのように考えているのか?
それは、「彼らにとって、自分がどう役に立てるか」だ。自分自身が他者にとって「価値のある人」になってはじめて、周囲の人は自分に助力を与えるようになる。
「与えることで得る」ということが成功の近道
p.72
人間関係は、得ることを目的にしてはいけない。
気遣い、好意、思いやり、寛大さの種を蒔くことことに集中する。恩恵や利益が返ってくるのか心配する必要はない。ただ、種を蒔けばいい。それは必ずどこかで芽を出し、実を結び、人生を豊かにする。
p.72
人生において、もっとも生産性の高い行動の一つは、「多様な個性を持つ人脈をたくさん築くこと」だ。
p.74
「即連絡」がご縁をつくる
ただの出会いを人脈に昇格させるには、「誰かと出会ったら、すぐに連絡する」習慣を身につけること。
連絡の手段は、メールでもSNSでもなんでもいいが、特別な相手に対しては「手書きのカードや手紙」がおすすめ。
p.76
周囲を味方につける人付き合いのポイント
・否定しない
・愛情をもって接する
無条件に受け入れられたい、愛されたいという欲求は誰にでもある。そして、受け入れられている、大事にされている、愛されていると感じた時、人は相手に対して好意を持つ。
微笑むだけでも愛情は示せる。・
微笑まれると人は、「自分には魅力がある」と感じられる
・感謝を欠かさない、称賛する
・「聞き上手」を徹底する
p.84
挫折や逆境に直面しても、最後まで集中してやり遂げる能力や意欲こそが、最終的な成功を約束する。
p.91
「失敗や逆境の中には、すべてそれ相応かそれ以上の大きな利益の種子が含まれている」
自分がなりたい自分を認識するって
すごく大切なことなんだな