PS5ファーストインプレッション
やっと我が家にPS5が。
さっそく新コントローラーに大喜びの息子5歳。
PS5本体感想
PS5はハプティクスとアダプティブトリガーに一番期待してた。
ハプティクスについては、正直もう一段驚きが欲しかったくらいのクォリティ。
アダプティブトリガーはボチボチかなぁ。
どちらもソフト側の頑張りでもう少しは良くなるかもしれないけど、想像は超えなそうかな…。
意外と良かったし大事だったのがコントローラーのスピーカー。
マルチモーダルというところで、高品質のハプティクスを実現するのにはここの工夫が一番大切そう。
フォートナイトではチームチャットがスピーカーから流れる仕組みになっていたけど、こちらは音質、ボリューム的にダメそう。音質が悪い上に最大ボリュームが小さいので聞き取れない。
イヤホンを接続すればボリューム問題は解決するので、基本ヘッドフォンやイヤホン必須。
ゲームによると思うけれど、コントローラーにイヤホンを接続するとテレビの音がオフになり、全てがイヤホンから聞こえる。つまり全ての音情報がコントローラーに転送される前提ということ。
コントローラーがワイヤレスなので、ワイヤー付きイヤホンが自動的に無線イヤホン化するのは面白い。
コントローラーのマイクを使って音のアレンジ調整をするのも面白い。
本体はデカイし熱い。
ただ、我が家はオープンエア(笑)なテレビ周辺だったので、そのあたりは問題なさそう。
冷却機能付きスタンドとかも軽く調べたけど、排気口に空気を吹き込むモノなんかもあって怪しげだったので、見送りました。
密閉されちゃうテレビ台だと排熱が厳しいかも。
ゲーム感想
(a)『ASTRO's PLAYROOM』
まずは『ASTRO's PLAYROOM』。(アストロプレイルーム)
こちらはPS5のショウケースとして頑張ってるなぁという感じ。みんなが感動してたハプティクスは僕の期待値が高過ぎたのか、もうひと頑張り欲しいところ。砂嵐の部分だけは想像を超えてたかな。
ゲームデザインは、ちょっと残念すぎる。
楽しい、驚き、よりもやらされてる感が強く、耐えられなかった。
残機制限なしの設計は良い。基本的に答えが一つ、そのプレイヤー独自の工夫は入る余地がないというデザインが良くないのだろう。
8歳と5歳の子供たちは楽しんでいたので、純粋なココロがあれば楽しめるのかも知れない。
(b)『Returnal』
最近Hadesが素晴らしかったので、ローグライトで『Returnal』。想像してたよりはマップに繰り返し感を感じないものの、それなりに遊んでるとやはり使い回し感はある。
何より敵の種類や武器の変化量が少なく遊びの種類が少ない。
大型の敵がそれなりに障害物があるマップを違和感なく動き回りシューティングゲームを展開する内容で、ナビゲーションAIやEQS(位置評価)は頑張っている感じ。
Hadesと比べてしまうと、圧倒的に「短期モチベーション」も「長期モチベーション」も低く、プレイが続かない。
ヒキのシューティングというゲームのコアメカニクスとローグライトの相性の悪さにも見える。
出来るだけ多くの敵の球を集めてエネルギーを放つ、みたいなスタイルの武器が序盤から有れば違ったかも。
(c)『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』
最後は『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』。
個人的には一番期待していたタイトル。
宇宙から恐竜時代、砂漠と色々な次元へ、ドンドンジャンプして大冒険。
これまでなら、ステージ1が宇宙、2は恐竜時代…となっていたところを、PS5の高速データSSDドライブによって、リアルタイムに全く違う建造物の世界を縦横無尽に駆け回る。
…というプレイフィールを想像していたのだけれど、プレイしてみるとそういうシチュエーションはかなり少な目…。
いくつかの星を行き来できるようになる所くらいまでは進んだけれど、上記のようなシチュエーションは限定的。
物語の盛り上がりに合わせて行き来が激しくなる可能性も感じるので、断言はできないけれど、PS5だから出来る様になったのでこんな世界を楽しんで!というより、相変わらず頑張って実現しているニオイがしてしまう…。
それでも場所によっては、ちゃんと次元をリアルタイムで行ったり戻ったりしても、全くローディングを感じない"穴"がいくつもあり、全体の印象としては、これまでは作る気にもならかった次元を飛び回るゲームが一定、実現されている感はある。
ハプティクス同様に期待値が高過ぎたのかも。
ゲームのコアメカニクスとしては、基本はガンシューティングだが、多種多様な武器によってプレイフィールが一定異なっている。
デコイを出してみたり、近距離まで引きつけてショットガンで大ダメージを狙ってみたり、スプリンクラーで敵を緑化して固めてみたり。
弾薬の数の制限が絶妙で、ある武器だけを使おうとしても弾が切れるので別の武器も活用する必要がある。それがストレスではなく、この武器でもうまくやってやる。という気持ちに持っていける絶妙なバランス。
これは素晴らしい。
ストーリーもミステリーバルーン方式で、先に進む長期モチベーションを作ってくれている。
随所に挟まるミニゲーム的な演出遊びもクォリティーが高く、テンポチェンジにうまく効いている。
ローグライトではないので、Hadesほどのテンポ感と中毒性はないが、アクションアドベンチャーとしては良いバランスにまとまっているイメージ。
実はココまで、4K 120pどころかHDRにも非対応なテレビ(KDL-40HX800)でプレイしていたので、PS5に合わせてテレビも買い替えることに。
40インチBRAVIAから、65インチBRAVIAへ。
こちらは別投稿に。