自分の心を裏切るという事

※正直、思い付きで書き殴る勢いの文章です。
いつも以上に纏まりの無い可能性が高いです。


自分の心のままに生きた時代がある。
そういう事を意識する事無く自分であった時代がある。
寄り付く人は決して多くなくも、数少ない人達は本当に良い人ばかりだった。

自分の心を裏切った時代がある。
心のままに生きる事を否定し恥とすら思った時代がある。
その時代を経たある時に、自分の周囲から人は消えていた。
知識だけで乗り切ろうとした自分に呆れ果てる人がいた。
当然の結末だった。

自分を裏切ったその自分のままに心を取り戻したいと願った時代がある。
それは今も続いている。強烈極まる意識熱と共に。
自分から人が離れて、思い出し考えたかつての自分に尊敬の念を抱いた。
抱けた。
「だからあれほどの素晴らしい人達が傍に居てくれたんだ」
あの頃の自分に戻れる。とは思わなかった。
現実を知って体験し取り込み過ぎた自分ではもう戻れないと知っていた。
それでも既にどこに埋もれたのか分からない自分を探す旅に出てみた。
悪くない旅だった。
旅路は苦難苦闘でしかなく、歩く足取りは終始重く、全身を常時針で刺されるような、頭を鈍器で殴られるような感覚が続いた。眠る事さえ満足に出来ないのが当たり前だった。
それでもなお悪くない旅路だった。
今の自分がこうして居られるのなら。こう在る事が出来るのなら。
悪いなんて思えるはずが無い。


自分を裏切った。
だからこそその先に、もう一度素直な自分が必要だと、取り戻したいと思えた。
裏切ってしまったからこそ、裏切れてしまったからこそ、だからこそ必要だと、大切だと思えた。


人生。これが人生。
こんな不可思議な痛みが至る所に在る。
こんな摩訶不思議なその先に至れる充実の場所が在る。

それが人生。


※個人的テーマソングデス


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