子どもにだって理由がある
子どもなりの理由を受容できるか?
子どもの行動にイライラして、つい頭ごなしに怒ったりしてしまうことはありませんか?
もちろん、いたずらや危険な行動は許せないとか、やるべきことをやってないという気持ちはわかります。
お父さん、お母さんにも、“ここは守って欲しい”という基準があるのもわかります。
でも、ちょっと待ってください。
その行動には、子どもなりの理由があるはずです。
その理由は私たち親の立場、大人の立場からしたら“わけのわからない”ことかもしれません。
ですが、その理由を理解しようとする姿勢を示していくことが“対等な関係”であり、“子どもが自分の意見を言えたり、考える力を養っていくのに必要”なのではないでしょうか?
また、自分の子ども以外が同じような行動を取っても、ほとんどの人は優しく「危ないよ」「やめてよ」と注意するか、「どうしたいの?」と気持ちを聞くか、あるいは気にもしないでスルーしてることが多いと思います。
しかし、自分の子になった途端に「危ないからやめなさい」「そんなことするんじゃない」「何やっとるんだ」「なんでやらないの」など、強い口調になってしまうことはないでしょうか?
このような例が当てはまる人は、表向きには「自分の子は育てる責任があるから」とか、「人様に迷惑をかけたら困るから」とか、一見まっとうとも思える理由があります。
しかしその裏側には、自分より立場が弱く、逃げ場のない子どもへの支配欲が隠れていることも自覚する必要があります。
(詳しくは“親にされてきた育て方しか知らないことを自覚する”で後述)
ここではまず、子どもなりの理由について考えてみましょう。
考えたらキリはありませんが、このような子どもなりの理由があるかもしれません。
お気づきの方もいると思いますが、上記理由だったとしたら、「もっと別の方法があるだろう」ってツッコミをしたくなると思います。
しかし、子どもはその方法しか表現の仕方がわからない可能性だってあります。
そんな状態の子に頭ごなしに怒ったら、子どもはどう感じるのか想像してみてください。。。
きっと、「じゃあどうやって表現したらいいんだろう?」ってなりそうですよね?
だからこそ、まずは「なぜそのような行動をとったのか」を子どもの気持ちになって考えてみる、聞いてあげることが大切です。
もしかしたら、何か困っていることがあるのかもしれません。
もしかしたら、親の愛情が足りないと感じているのかもしれません。
子どもを責めるのではなく、まずは話を聞く、その上で一緒に解決策を見つけていくことが大切です。
子どもは一人ひとりの個性があり、成長のペースもそれぞれ違います。
完璧な子なんてありません。
ましてや、親が思っている通りの反応をする子なんていません。
(逆にそんな子だった方が怖いくらい、、、)
加えて、親自身も完璧な人なんていません。
イライラして怒ってしまうことだってあります。
私自身もこんな接し方しちゃいかんかったなと反省することはよくあります。
大切なのは「完璧な親になろう」とするのではなく「子どもと一緒に成長していく」という気持ちを持つことです。
まずは「うちの子はなぜこんなこうどうをしたんだろう?」と相手を理解しようとすること、その上で解決策を一緒に考えていきましょう!!
私の失敗談
こんなことを書いている私も全然完璧ではありません。
この記事を書こうと思ったきっかけになる失敗談を少しお話ししたいと思います。
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