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【東大No1】水上颯『頭を鍛える5つの習慣』を読めば、脳をブラッシュアップできる!

はじめに

今回は、【東大王】水上颯さんの初の著書『頭を鍛える5つの習慣』の書評記事をアップします。

水上颯さんといっても、ご存じでない方もいると思いますので、そのプロフィールをまず紹介しましょう。

水上そうさんは、開成高校在学中に高校生クイズに見事優勝し、その後現役で東大医学部である東大理科三類に合格した秀才です。また、ソフトバンクの孫正義が運営する「孫正義育英財団財団生」に選ばれ、今は、バラエティー番組の東大王の東大王リーダーとしても活躍しています。

そんな、東大No1と言っても過言でない、水上そうの初の著書が、『頭を鍛える5つの習慣』です。

私が手に取ったのには、タイトルを見て、若き秀才がどんなライフスタイルで頭を鍛えているのかを知りたかったからです。

皆さんも、この記事を読んでいただいているということは「なんとなく頭を鍛えたい!」と思っているのではないでしょうか。私も、そんな中の1人で、いつまでも脳をシャープに保ちたいと思い、この本を手に取りました。

この本は、脳を鍛えるための5つの習慣と題して、5つのアプローチから水上さんが日常生活で心掛けている脳を鍛える習慣を紹介しています。

その5つのアプローチというのは、「勉強」「読書」「記憶」「時間」「アウトプット」の5つです。

この水上さんの習慣を一つでも取り入れれば、あなたの脳を必ず鍛えられます。そんなの、秀才だからでしょ!?なんてあきらめる必要もありません!

では、早速、水上さんの習慣をのぞきに行ってみましょう!

Youtubeでは動画で本を紹介しています。動画で見てみたいという方は、▼からYoutube動画をみてくださいね。

▼Youtube▼

脳を鍛える5つの習慣

本書の構成とおりに、勉強、読書、記憶、時間、アウトプットの順に説明していきます。

①勉強の習慣

勉強の習慣では、特に「目標の立て方」について説明されています。

皆さんは、大きな目標を立てたとしても、その後3日たてば、「無理じゃない?」と思い始め、投げ出した経験はありませんか?

偉そうに言っている私にもそういった経験があります。

そんな誰もがぶつかる「目標設定の壁」について、受験の神様ともいえる水上さんは、こういっています。

大きな目標にそのまま向かうことはせず、スモールステップに分解していくようにしています

例えば、資格試験合格という大きな目標があったとき、その大きな目標を掲げるだけでなく、その目標を達成するために乗り越えなければならない小さなステップに細分化することです。

資格試験の合格に必要な参考書があれば、その参考書をいつまでに読み終えるか、その一章ずつの〆切まで設けて、小さな目標に落とし込んでいきましょう。

そうすれば、何から手を付ければいいのかわからないという混沌とした状況から抜け出せます。

そして、小さな目標をコツコツと乗り越えていくうちに、大きな目標を達成することになります。

ただ、この毎日コツコツを続けるのが難しいのですが、水上さんは、どれくらい勉強が進んでいるのかを数値化しているようです。

是非、今資格試験に取り組んでいるという方は、この方法を参考にしてください。

②読書の習慣

水上さんは、1冊の本を読み終えたら全く別のジャンルの本を読むようにしているようです。

例えば、「SF小説」→「法律の本」→「ベストセラー本」というような順で読んでいるようです。

僕も読書が好きで、小説や自伝、ノンフィクションなど、いろんなジャンルの本を読んでいますが、いろんなジャンルの本を読むというのは、知識の幅が広がりますし、また視座も高くなりますので、僕もおすすめします。

また、水上さんは、速読術を身につけられるように努力しても、その速読術では思考力・読解力は伸びないとも言っています。

僕の経験から言っても、読書を習慣にしていれば、速読術を習得しなくても、読む速度は自然に高まってきます。

そのため、焦らず、ただ目の前の本に真正面から向き合いましょう。

③記憶の習慣

短調でつまらない暗記に辟易したことがある方も多いことでしょう。

私も司法試験の受験勉強時代は、毎日同じページの同じ個所を朝起きるために暗唱していましたから…_| ̄|○

では、受験の神様である水上さんはどのように暗記・記憶力を高めてきたのでしょうか。

水上そうさんは、暗記については、忘れた頃合いを見計らって覚え直すのが効果的と言っています。

皆さん、「エビングハウスの忘却曲線」はご存知ですか?

エビングハウス

一度覚えたことを一時間後、1日後、一週間後どの程度覚えているかを示したグラフです。

もう1時間経ったら、半分は忘れてしまいます。受験生にとってはつらい現実ですね・・・

水上さんは、暗記の苦手な方に向けて、このエビングハウスの忘却曲線を利用したアプリである「remiDO」を勧めています。

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これは、最も復習に適したタイミングでリマインドを送ってくれますので、リマインドが送られてくるたびに暗記することで、最少の暗記数で最大の暗記効果が得られます。

今、受験勉強や資格試験に向けて猛勉強中という方は、このアプリを使って、担当な暗記作業を1回でも減らし、合格を勝ち取ってください!応援しています。

④時間の習慣

この「時間」の章では、時間を無駄使いしないためのノウハウが書かれています。

私たちの時間を奪っているのは、なんといってもスマホですよね。

SNSには中毒性があるとわかっていたとしても、やっぱり触ってしまいます…

そんなスマホとの向き合い方を、水上さんが教えてくれています。

水上さんは、スマホを手にする時間を減らすことに決めために、スマホは鞄に入れる、部屋では手の届かないところに置く、よく使うアプリは削除する、を実践しているようです。

これらを実践することで、無意識にスマホを使う時間を確実に減らせます。

「思い起こせば、今日一日何に時間を使っていたのだろう」なんてことが起きないよに、無意識にスマホに手を伸ばすことだけはやめておきましょう。

それだけで、スマホに奪われた時間を、あなたの主導権に取り戻せます。

⑤アウトプットの習慣

学んだことを定着させるには、アウトプットが欠かせませんが、水上さんは、どのように学びをアウトプットしているのでしょうか。

水上さんは、気づいたことを、その場でメモ感覚でツイートしているようです。

水上さんの面白いツイートをご紹介します。

「お茶漬け」は漬けるものが主体になってるけど、「漬けまぐろ」は漬けられるものが主体になってる。今日の気づき。

ちょっと、笑えて親近感が湧きますね。

ツイートでは、いいねの数で一喜一憂しがちですが、水上さんは、周りからいい反応をもらおうと思うと、ツイートに息苦しさを覚えるため、反応は気にせずツイートしているようです。

SNS疲れがよく聞かれますが、水上さんのような軽い感じでツイートしてみましょう。

水上さんも、気楽にツイートしていると思うと、あなたも少しは気楽にツイートできると思います。

⑥おまけ

ちなみに、この本では、最終章に、水上くんの人格を作り上げた本10冊が紹介されてます。それも水上くんの感想付きで。

僕は、この本の中で、この章が1番面白かったです(笑)

最後に

いかがでしたか。

今回は、水上さん、初の著書をご紹介しました。

こういうノウハウ本を紹介すると、「あーそうなんだ」で終わらせてしまう方がいます。しかし、次のアクションを起こさなければ、何の変化も起こりません。そのため、是非次のアクションを起こしてください。

それは、Amazonでこの本をポチるとか、スマホでよく使うアプリを削除するとか、紹介したアプリをダウンロードするとか、なんでもいいので、次のアクションを起こしてください。

この記事を見てくださった方が、1人でも多く生産的な毎日を送れるように願ってます。

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m


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