入院中のあれこれ

ぼくは今、精神科なんなら急性期病棟に入院している。問題を起こしてぶちこまれた訳ではなく、自分の意思で療養を決めた。任意入院というやつだ。自傷衝動の高い日が続いたり、パートナーに頼りすぎたりしている現状をみつめて判断を行った。いや、『ぼく』によって判断が行われた。入院に踏み切った瞬間の記憶は、例のごとく闇に消えている。まぁいいのだ。

入院していて感じるのは、絶大な安心感と無限の暇である。危険物は持ち込み禁止であるし薬の管理も看護師が行っている。いたずらはどうやったってできない環境だ。危険物というと大層なものに聞こえるが、これには化粧品についている鏡や飲み物の缶やビンも含まれる。おいしくはない入院食に味をつけようとしても、入れ物には気をつけなければならないのだ。味のりとかね。プラでもアウト出たりする。

入院して何をしているかというと、『何もしない』をしている。ひたすらの療養期間である。仕事のことも家事も忘れて、ゆっくりしている。お散歩したりOT(作業療法) したり、時々の活動が楽しく感じるものだ。

作業療法については、次回こまかく書いてみようと思う。私にとっては、入院中の一番の楽しみである。無い日は本当に暇なのだ。

引き続き、暇が続いていく。
療養できているという意味ではいいことだけれど、何かしたくてソワソワしてしまう。多動な人間だから、当たり前だね。

では、また。
この場所で会いましょう。


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