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スマホ型E-ink端末の新型
先日Kobo auraがたった1日で壊れてしまいましたが、実はE-ink端末を半月ほど前にもう一つ手に入れて使っています。
それはMoaan Inkpalm5 2023
私の記事を読んでいた人は「それかなり前に買ったやつでは?」と思われるかもしれません。
実はそのバージョンアップともいえる2023年版なんです。
実はBoox Palmaと同じサイズにデカくなっていたのが誤算です。
![](https://assets.st-note.com/img/1713833630701-dgkmKbUpre.jpg?width=1200)
画面サイズが大きくなったのはスペックでわかっていたのですが、実際に見るまで比率まではわかりませんでした。(Aliexpressのサンプル画像ははめ込みなどが多くて信用できない)
Inkpalm5の比率は比較的コミックなどの比率に向いているのですが、Palmaなどは縦長で横幅はInkpalm5と同じなので実は画像を表示しても上下に無駄な黒があるだけで全く生かせていません。
Inkpalm5 2023も同じで上下の黒が増えただけで、この点は本当にガッカリです。
![](https://assets.st-note.com/img/1713833737750-bnfLwnH6PS.jpg?width=1200)
横幅は同じなので画像は大きくならない
ですが旧Inkpalm5に比べかなりきれいな表示になっており、満足感は高いです。
それからメモリも1GBから倍の2GBになったので動作の緩慢さが解消されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1713834407074-tuPO1C8v4x.png?width=1200)
ケースを付けると見えないのが残念
とはいえ、Boox Palmaほどではありませんので過度な期待は禁物です。
しかし薄さや軽さ、そして価格を考えるとかなり満足度が高いです。
以前はPalmaを持ち歩いていましたが、あっという間にInkpalm5 2023に取って代わりました。
Palmaのカメラとか全然使いませんし(カメラ取り込みのOCRが日本語非対応で使い道がないというのもある)。
それだけ軽さと薄さは使いやすさに貢献してくれています。
旧Inkpalm5は言語が中国語しかなかったので、USBデバッグでPCとつなぎADBコマンドで英語モードを追加する必要がありました。
しかし今回の2023版は最初から英語も選択できるのでわざわざADBコマンドを打つ必要がありません。
ADBでMorelocaleの権限変更をしないと日本語の追加はできないのですが、英語モードなら海外スマホと同じ感覚で使えるので無理に日本語ロケールを入れなくても使えます。
GBoardだけ日本語を入れれば十分ですね。
Kindleも日本のアカウントを入れれば日本語ストアの物が反映されますし。
ただGoogle Playストアはないので、日本語入力にはAPK Pureなどを活用する必要があります。
英語モードで使える人ならかなりハードルが下がった本機、興味のある方は……いかが?
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![葉月 陽](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47418515/profile_1ab8f00a565bd193587963311a7221a6.jpg?width=600&crop=1:1,smart)