死んだ笑顔の代わりの8インチタブレット
以前購入した8インチタブレットのAlldcude Smile 1ですが、
なんとこれが起動しなくなってしまいました。
とても笑顔ではいられません。
いつものようにカバンから取り出して電源ボタンを押しますが、うんともすんとも言わない。
いつの間にかバッテリーが切れていたのかと一晩充電するものの、電源ボタンを押しても起動しません。
ハングアップかと電源ボタンを長押しすると、軽くバイブの振動があり起動画面が表示されますが、数秒で沈黙。
何度やっても改善されず同じ状況。
というわけで、OSレベルでいつの間にやらお亡くなりです。
笑顔よさらば。
Androidタブレットは、8インチサイズじゃなければAlldcude iPlay50があるのですが、やっぱりただの読書用に10インチは大きすぎ。
というわけで、新しい8インチタブレットを購入しました。
それがBlackview Tab60です。
これは少し前に激安タブレットとして結構レビューされていたTab6の後継版。
メモリも倍の6GBとなり仮想メモリを使うことで12GB並みになるとのことです。
ストレージも128GBなので、SDカードを刺さないままでも十分に運用できそうです。
もちろんSIMフリー。
nanoSIMで通信が可能です。
ビュワー用途ならwifiモデルでも十分かもしれませんが、単体で通信できるというのは結構重宝します。
SIMを入れなければ実質Wifiモデルなので、大は小を兼ねる的な使いやすさです。
到着後、とりあえずサクッと設定。
BlakviewのOSはAndroidベースのDoke OS_P 3.0という一応独自OSということになっています。
ですが、Google Play Storeは入っているので、普通の人は全く気にせずにドロタブとして使うことができます。
実はこのDoke OS_P 3.0というOSは、単体でデスクトップPCモードに対応しており、これを使ってみたかったのですが、今回のTab60はディスプレイサイズが8.68インチと最近のタブレットとしては小さめなので、デスクトップPCモードが省かれていました。
残念!
次に10インチを買うときまで我慢します。
というわけで期待のデスクトップPCモードはなかったわけですが、その分、片手でつかめる8インチタブレットのメリットは大きいです。
やっぱり読書用とならこのサイズが一番。
電車の中で立ったまま使うのには片手でつかめることは必須ですね。
また全体的にプラスティックでできているため、高級感はありませんがその分、とても軽くできています。
なんと338g!
搭載バッテリーが6050mAhなのでサイズの割にかなり大きなバッテリーが載せられています。
そうなるとかなり重量がかさむはずですが、このプラスティック筐体のためにすごく軽く感じます。
長く大事に使うより、1~2年集中して使い倒すならこの方がありがたいです。
驚いたことにFMラジオが入っていました。
聞くためにはもちろん有線イヤフォンは必須です。
驚いたのは対応バンド。
76Mhzからという日本独自バンドに対応していました。
多くの場合は世界標準バンドの88Mhzからなので、日本では使いにくかったんですよね。
しかもワイドバンドなので、ニッポン放送のFMサイマル放送まで聞くことができました。
でもチューナー用のUIは本当に使いにくいので「入っているだけまし!」程度です。
私は最近、通勤中にボイスドラマの台本を書いているのですが、立っているときはメインスマホ、着座できた時はPomera DM200で書いていました。
Pomeraで続きを書くには、メインスマホにSDカードリーダーを刺して、ファイルを転送してから編集し、終わったら逆の手順でメインスマホからGoogle Driveに送るという使い方でした。
このTab60はSIMが入れられるので単体通信が可能。
しかもメインスマホより画面が大きいので、書いている文章を読み直すのに非常に楽でした。
もちろん単体での入力はフリックなどソフトIMEになりますが、喫茶店などに入れた時はBTキーボードをつなぐことで快適な入力ができます。
Pomeraのキーボードは素晴らしいですが、webで調べ物をしながら原稿を書くという方法は無理なので、ネットにつながるタブレットに分がありますね。
だとすると「タブレット + BTキーボード」という運用が私には向いているのかもしれません。