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【旅先ごはん】麗江の野生菌火鍋

11月の雲南旅行で食べたおいしいものについて徒然なるままに書いてます。
中国の大学を卒業した後輩が学生時代中国全土を旅したとのことで、今回の雲南旅行でおすすめのごはんについて聞いたところ、「雲南といえば!断然鶏だしきのこ鍋です!」とおすすめされたので、旅のどこかで食べようと考えていた。百度地図で麗江で人気そうなお店をピックアップしてお店へと訪ねてみた。

お店はこちら↓
君悦阁野生菌火锅(丽江店)
お値段108元+じゃがいも10元→118元

お店の外観、繁盛してる

私は中国語はほとんど喋ることができないのでGoogle翻訳頼りに注文する。
お店の注文はテーブルごとに備え付けられたQRコードを読み取り、wechatの中から注文するスタイル。
わからないことが多いので積極的に店員さんに聞いていた。店員さんも翻訳アプリを使いながら丁寧にいろいろ説明してくれた。優しい!!

お店の中の但し書きみたいなものをみると、栽培きのこは一切使わずに天然きのこのみ使っているらしい。日本にいるとみたこともないきのこばかりだ。

人工栽培きのこは不使用らしい
天然きのこの解説
青いきのことかある

お店のビュッフェエリアで自分でタレを作ったり、ポテチが取り放題になっていた。
タレに関してはよくわからずにいたら、お店のおかみさんが不要麻で作ってくれた。
きのこ鍋を作る鍋はしかも銅鍋(雲南によくある口がくびれた形)であった。ちょっとこだわりを感じる。

鍋ときのこがでてきて15分、この間に煮立っていたので食べてもいいのかなと考えたが食器がない。店員さんに聞いてみると、砂時計が終わるまで食べてはだめです、とその時はわからなかったが、後々理由は判明することとなる。

無事に砂時計が落ち切り、食事開始。
鶏出汁のスープに10種類弱のきのこを加えただけの料理なのにとっても滋味深い。旨みの宝庫であった。店員さん曰く、作ったタレで味変してもいいし、ごはんにかけて汁かけきのこ鍋もおいしいとのこと。
じゃがいもを加えたり、野菜を追加したりみな各々で自分好みの鍋を作っていて楽しんでいた。
基本2人分セットで出てくるので一人前にしては少し多かったが、雲南のきのこの旨みを満喫できた。
さらに完璧であったのが付け合わせででてきたお茶。ミントティーのようなすごい爽やかな後味でうまみ、鶏のコッテリ感が少し残っていた口にすごいよく合う。
このセットに感激であった。
あとからおかみさんにこのお茶はなにか尋ねるとどうやら「野坝子凉茶」というらしい。調べてみても日本語情報はほぼないので、有識者がいたらぜひ知りたい。

銅鍋にきのこを入れる
煮立ち中
フルセット奥の赤みがあるのがじゃがいも
滋味ふか〜い
店内の様子
タレ作り、複雑
野坝子凉茶というらしい
地味にアイコンがトトロなのかわいい
お茶を分けてくれた

P.S.
友人に聞いたら、最初の15分食器が配られないのは毒キノコが混じっている可能性があるため、十分に煮立たたせないと食事できないようにするためらしい。
ちなみに自分が旅行する2週間前くらいに月曜から夜更かしの中の中国から夜更かしコーナーが雲南特集だったらしく、ちょうど雲南の天然きのこ鍋についてやっていたらしい。知らずに入ったがとってもきのこ鍋がおいしかったので、これは食べに行きたくなっちゃうよねと思った。

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