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Bocconotti専門店へ

La Bocconotteria di CastelFrentanoのボッコノッティ専門店。

種類豊富なボッコノッティが売っているお店よ。

ボッコノッティとは
bocca=口boccone=一口分、少量
bocconcino=一口で入る食べ物の量
bocconotte =Pasticciotti in boccone
一口で食べれるお菓子
アブルッツォ、カラブリア、プーリアの伝統お菓子。
pasta frolla(クッキー生地)にアーモンド粉や様々なクリームやジャムを詰めたお菓子である。
が、最近では、Pasta sfoglia(パイ生地)で野菜、お肉、魚貝類、チーズ…などを詰めて蓋をした塩味のものもある。
甘いボッコノッティ
種類が多くて迷う。
塩味ボッコノッティコーナー
私が選んだのは、マスカルポーネチョコ入り😋
ボッコノッティの3つの起源説

①アブルッツォ説
Castel Frentano発祥?最初に作られたのは 18 世紀末のアブルッツォ地方?この時代にチョコレートとコーヒーの輸入が始まり、アブルッツォ州の町(カステル・フレンターノ)で、メイドが主人であるクロニャーレ・ディ・カステルヌオーヴォ侯爵に敬意を表して、一杯のコーヒーに似たデザートを考案。外側をクッキー生地で作り、内側に液体コーヒーとチョコレートにアーモンド(アブルッツォではプーリアから輸入したもの)と卵黄でとろみをつけ、詰めてクッキー生地で蓋をして焼き、仕上げに粉砂糖をまぶした。主人はそれを食べて、その美味しさに喜び、メイドにお菓子名を尋ねたが、名前を付けていなかった女性メイドは、即、思いついた「一口で食べれる」=「ボッコノット」と名付けた。ボッコノットのサイズは 1950 年代までは小さいままで、現在ではサイズが大きめに変わった。
②プーリア説
ボッコノットはムルジャ奥地の農民起源。彼らは狭い空間での生活=小さい家を形にしたお菓子を作った。自然環境で何日も保存でき、栄養価が高いことから、長年にわたり南部伝統の食べ物の一つとなってきた。レッチェのサレントではpasticciottoと呼ぶ。
③カラブリア説
起源はコゼンツァ市ではすでに1300年に地元の修道女たちがボッコノッティによく似た「ヴァルキリエ」と呼ばれるアーモンド粉と砂糖を詰めたクッキー生地外側をチョコレートで覆った、ボッコノッティの原型と考えられているお菓子を作り、司教たちに寄贈していたと言われている。。このデザートは今でも特別な船形をした金属製の形で作られる。ボッコノッティはコゼンツァの人々の家庭で作られ、高価なアーモンド粉の詰め物の代わりに、入手しやすい自家製のブドウジャムに置き換え、貴重なチョコレートの代わりに粉糖をコーティング。レシピの伝統は家族から家族へと受け継がれ、さまざまなバリエーションがある。

どの州が起源かは?であるが、アブルッツォではボッコノッティの専門店があるほど、人気のお菓子。
素朴で飽きのないところが👍

  別の日に郊外のBarで頂いたボッコノッティ!

ココナッツホワイトチョコクリーム味
ザッハトルテ風チョコとアプリコットジャム味😋
ちなみに「Sachertorte」は、ザッハトルテ(Sachertorte)は、1832年にオーストリア宰相としてウィーン会議を主宰したオーストリア・ドイツの政治家クレメンス・フォン・メッテルニヒが、晩餐会のケーキを命じて、その日、病で倒れたお菓子職人の代わりに16歳の見習い菓子職人が考案したウィーンの菓子職人の名前「フランツ・ザッハー(Sacher)」とドイツ語でケーキを表す「トルテ(torte)」を合わせて名付けられた濃厚なチョコレートにアプリコットジャムの酸味がアクセントになった表面にチョコレートを加えたフォンダンでコーティングしたシャリとした食感が特徴のチョコレートケーキで、イタリア語読みすると「サケル トルテ」。イタリアでも人気のチョコレートケーキでお菓子屋さんでも売られている。こちらの山間のBarで出合ったSとデコされたザッハトルテ風ボッコノッティ🧁も😋💕ココナッツホワイトチョコも凄く美味しかったの😋⭐︎⭐︎⭐︎
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