Bocconotti専門店へ
La Bocconotteria di CastelFrentanoのボッコノッティ専門店。
種類豊富なボッコノッティが売っているお店よ。
①アブルッツォ説
Castel Frentano発祥?最初に作られたのは 18 世紀末のアブルッツォ地方?この時代にチョコレートとコーヒーの輸入が始まり、アブルッツォ州の町(カステル・フレンターノ)で、メイドが主人であるクロニャーレ・ディ・カステルヌオーヴォ侯爵に敬意を表して、一杯のコーヒーに似たデザートを考案。外側をクッキー生地で作り、内側に液体コーヒーとチョコレートにアーモンド(アブルッツォではプーリアから輸入したもの)と卵黄でとろみをつけ、詰めてクッキー生地で蓋をして焼き、仕上げに粉砂糖をまぶした。主人はそれを食べて、その美味しさに喜び、メイドにお菓子名を尋ねたが、名前を付けていなかった女性メイドは、即、思いついた「一口で食べれる」=「ボッコノット」と名付けた。ボッコノットのサイズは 1950 年代までは小さいままで、現在ではサイズが大きめに変わった。
②プーリア説
ボッコノットはムルジャ奥地の農民起源。彼らは狭い空間での生活=小さい家を形にしたお菓子を作った。自然環境で何日も保存でき、栄養価が高いことから、長年にわたり南部伝統の食べ物の一つとなってきた。レッチェのサレントではpasticciottoと呼ぶ。
③カラブリア説
起源はコゼンツァ市ではすでに1300年に地元の修道女たちがボッコノッティによく似た「ヴァルキリエ」と呼ばれるアーモンド粉と砂糖を詰めたクッキー生地外側をチョコレートで覆った、ボッコノッティの原型と考えられているお菓子を作り、司教たちに寄贈していたと言われている。。このデザートは今でも特別な船形をした金属製の形で作られる。ボッコノッティはコゼンツァの人々の家庭で作られ、高価なアーモンド粉の詰め物の代わりに、入手しやすい自家製のブドウジャムに置き換え、貴重なチョコレートの代わりに粉糖をコーティング。レシピの伝統は家族から家族へと受け継がれ、さまざまなバリエーションがある。
どの州が起源かは?であるが、アブルッツォではボッコノッティの専門店があるほど、人気のお菓子。
素朴で飽きのないところが👍
別の日に郊外のBarで頂いたボッコノッティ!