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スピッツと私の秋冬。


秋冬になると
スピッツが無性に聴きたくなる現象、

これって私だけでしょうか。


もちろんスピッツはもともと大好きだし
秋冬に限らず、いつ聴いたって
それはそれは素敵なのですが

特に秋冬に聴くスピッツは格別。
そう思います。


肌寒い風が吹き始めて
上着を羽織るようになると、

そうそう、この季節は、と思い立って
毎日のApple Musicのプレイリストに
スピッツの曲をあれこれ追加してくのが
毎年の11月の私だったりします。



スピッツの曲は、
やさしくて少しさみしい。

もちろんこれは良い意味で、
聴いてテンション上がる!
みたいな感じではなくて、

しんみりと物思いにふけりたくなる、
そんな感じ。


ひゅうーと風が吹く秋冬の仕事帰り、
疲れたな、とか、日々の悩みごととか、
いろんな感情を抱えて歩く帰り道の
おともにするのがすごく好き。


なんて言うんだろう、

無理に元気を出さなきゃと思わせたりせず、
ありのままの、ちょっと元気でない自分ごと
受け止めつつなぐさめてくれる感じが
スピッツの曲からはそこはかとなく感じます。


元気じゃないときは
むりに元気にならなくてもいいんだなあ、、
という気持ちにさせてくれる。


いつも強く明るく
前向きでいられたら良いけど、
そんな風にはなかなかなれない日常も
まるごと包んでくれる、
スピッツの曲のそんなあたたかさ
みたいなものが大好きです。

そんなわけで、ここ最近特に聴いている
曲の好きなフレーズを
私なりの感想とともに少し。


魔法のコトバ 口にすれば短く
だけど効果はすごいものがあるってことで
誰も知らないバレても色褪せない
その後のストーリー分け合える日まで

『魔法のコトバ』スピッツ


大好きな『魔法のコトバ』。
ドラマ「silent」で使われていたので
世代問わずご存じの方も多いのかも。

大切な人に私も『魔法のコトバ』を伝えたいし、
その後のストーリーをずっとずっと分け合いたいなあ、、などと感慨にふけってみたり。



さびしくなかった
君に会うまでは
ひとりで食事する時も
ひとりで灯り消す時も
いつか失う日が来るのだとしても
優しくなる  きらめいて見苦しく
生まれ変わる  これほどまで容易く

『さびしくなかった』スピッツ


一人でも平気だったはずなのに、
出会ってしまったことで
そんな風に一人で平気だった日々には
戻れなくなっちゃうんですよね。
「さびしい」気持ちが生まれるのは
それほどに大好きだからなんだなあ、、



さよなら
君の声を抱いて歩いていく
ああ  僕のままで
どこまで届くだろう

「君の声を抱いて歩いていく」って、
なんて儚くて綺麗な表現なの。。泣



君の記憶の片隅に
居座ることを今決めたから
弱気なままのまなざしで
夜が明けるまで見つめているよ

『涙がキラリ⭐︎』スピッツ


弱気なままのまなざし、と言いながら
うらはらに固い決意を感じます。
滲み出るそんなちぐはぐさみたいなところも
人間らしくて好きな歌詞。


まだまだあるけれど今日はこのくらいで。


スピッツ好きな方がもしいたら、
みなさんの好きな曲や歌詞も
ぜひ教えていただきたいです♩


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