走りながら考えるあれこれ
今日は快晴。雲一つなく、気温も高すぎず低すぎず、ずーっと外に居たいなと思わせてくれるお天気。
なんで「快晴」っていうのかな。「全晴」「真晴」とかでも良さそうだけど、「快」って付いてるあたり、人の心理が表れていて面白い。
天気が良いだけで、なんとなく前向きな気持ちになれるから、太陽ってすごい。
雨の日は雨の日なりの楽しみがあるけど、やっぱり晴れていると気持ちがいい。
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天気が良いせいか。走っていても、足がどんどん前に進む。走ることが楽しくなってきた。
駅伝が今度の日曜日まで迫っていて、高揚しているのもあるのかも。
駅伝が終わっても走ることは続けようと走りながら考えていた。日常生活で心拍数が上がることってないので、自分で機会を作ることが必要。
健康のためというのもあるが、走っている時間で自分と向き合えている気がする。でもずっとなにかを考えている訳ではなく、頭が空っぽになって夢中で走っている時もある。
要は1人になれる時間が幸せなんだと思う。
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走っているとき、ある日突然、呼吸のリズムがいつもと違うことに気づいた。
小学生のとき、体育の授業でマラソンをしている時、「スッスッハー(吸って吸って吐く)」という呼吸を教えられてから、長距離を走る時はずっとその呼吸のリズムだった。
ところが、この前は「ハースッス、ハースッス」と吐くことが先になっていることに気づいた。ランニングの終盤、いつも疲れが出てくる頃に起きた出来事だった。
「呼吸」って、吐くから吸えるんですよと高校の合唱コンクールのときに言われたし、運動指導をしていても、吐く方に重きを置く。意識的に吐くことでインナーマッスルが活性化したり、副交感神経が優位になったりする。
実際、「ハースッス」呼吸をしているときは身体が軽いような感じがした。いつもは呼吸がしんどくなるのに、ハースッス呼吸に気づいたときは「私『呼吸』してる!」と感慨深くなった(笑)
でも、この時以来、ハースッス呼吸は出来ていない。どうしても吸気が優先のスッスッハー呼吸になってしまう。
「ハースッス」を意識してみるが、なんだか馴染まず走りにくい。
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走りながら考えることは、しょーもないことだったり、呼吸の話のように自分にとっての「世紀の発見!」といえるようなことだったり、子育てのことだったり、様々である。
疲れてくると、一歩一歩前に足を出すことしか考えられなくなるのだが…。
こうやって、走ってる時のことを思い返すのも楽しい。
明日は駅伝前の「走ろう会」最終練習日。走るのも楽しいけど、皆さんとの世間話も楽しみな会である。
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