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Photo by
tonarinomayu
【映画】憧れを超えた侍たち 世界一への記録
おはようございます。
「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」を観ました。
タイトルは大谷翔平選手あの言葉
「今日は憧れるのをやめましょう。僕らは今日超えるためにここに来たので」
から付けられている。
緊張の瞬間や追い込まれた局面において、大谷選手が冷静に、リラックスし、時には明るく振る舞う姿が何度も映された。
普段から相当メンタルを丁寧に扱って鍛えているのだろう。
だからあの場面であの言葉が言えるのだ。
さて、私には大谷選手のこの言葉以上に心に刺さった言葉があった。
それは、栗山監督が選手たちに向けて言ったものだ。
「どんなに素晴らしいことをしていても、結果がないと伝わりにくいこともあるから」
そうだ。
その通りだ。
私は、日本の人口が減っていったり、円安が進んだり、世界の中で日本企業の競争力が低下しているといったニュースを聞いて、日本が弱くなっている印象しか持てなくなっていた。
だけど、そんな時に彼らが世界一になったことで、やっぱり日本人の強さを信じてみようと力づけられる思いがした。
結果が全てじゃない、と思う。
チャレンジして結果が出なくても、確実に前進と成長はする。
けれど、結果を出してはじめて伝わるものがある。
日本代表チームの軌跡を描いた素晴らしい映画だった。
そしてまた身が引き締まる思いをさせてくれる映画だった。