「サプライズ出前」でリモート飲み会は劇的に楽しくなる
みなさん、リモート飲み会をご存知だろうか。
ビデオ通話を介して飲み会をやる、というだけのものだが、ここ最近の外出自粛モードを受けにわかに流行っているようだ。
私も久々に学生時代の仲間と飲みたいと思っていたので、この機会に企画してみることにした。
テーマは「サプライズ出前」
とはいえ、ただビデオ通話越しにダラダラ話すだけでは刺激がない!どうせなら何かテーマをつけたいと考えていたときの仲間とのやりとりがこちら。
「勝手に出前を送りつける」
これだ〜〜〜〜〜!!!!!
何かの記事で似たアイデアを見たことがあるなと思い、すぐさま検索。
ありました。さすがデイリーポータルZさん。
「突然出前を送りつけられる最高の生活」
こちらの記事ではトルーさんという方が、3人の同僚に依頼して出前を送りつけてもらうという試みを書いている。面白い!!!
このアイデアをお借りして、今回のリモート飲み会テーマは「サプライズ出前」に決定!!
友人3人を誘い、あみだくじで誰が誰に出前を送りつけるかを決めた。
ルールはこちら。
予算と使用サイトはあらかじめ決めたが、参加者はそれぞれ違う地域に住んでいて出前店のラインナップも様々。
乾杯の前に参加者へ注意事項を伝える。
トルーさんの記事にもあったが、あくまでも「身に覚えのない出前が届く」ワクワクが大事なのだ。
18:00 乾杯!
グループビデオ通話を開始し、挨拶をしながらひとまず乾杯!
LINEビデオ通話の回線がガクガクで先行きは怪しいが、それもまた話のネタになっていい。
突然出前が届く面白さ
盛り上がってきたころ、さっそく私の家のチャイムが鳴る。
話に夢中で出前のことが頭から抜けていたため、本当にビックリして「エッ!?こんな時間に何!!!!???」と思ってしまった。
ワクワクしながら玄関を開ける。
寿司だ!!!!!!!!!!!!
自分の財布からお金を払っているのに、なぜか「見て!寿司届いた!!!ラッキー!!!!」と叫んでしまう。なんだこの高揚感は。
仲間たちもそれぞれ身に覚えのないインドカレーやチーズタッカルビが家に届き、出前の容器を手にゲラゲラ笑っていた。
届いた出前を食べながら、それぞれのチョイスを褒めあったりどんな狙いがあったかを話し合った。
飛び入り参加もアリ!
さて、全員の出前が揃ったころに、別の仲間(Nくん)が飛び入り参加することになった。
ビデオ通話に招待する前にみんなでNくんへの出前を選ぶ。
トルーさんの記事に倣い、要調理の鍋セットを送りつけることにした。もちろんアルミ鍋オプションはつけない。
どんな出前が来るかワクワクした様子のNくんだったが、出前を受け取り画面に帰ってくると困惑した表情で一言。
「出前って料理作るのめんどくさいときに頼むもんだろ!?!!!?!?!?
なんで出前食うために調理器具出さなきゃいけないんだよ!!!?!?」
そりゃそうだ。
しかし完成した鍋は美味しそうだったし、最初は不満げだった彼もなんだかんだ楽しそう。よかった。具材のハマグリがめちゃくちゃデカくて、それだけでずっと笑ってられるの最高に幸せだ。
(LINEビデオ通話、いろんなエフェクトがかけられて楽しい)
21:00 解散
話も盛り上がり、楽しく酒も進んだところで今回のリモート飲み会は解散。
参加した仲間に感想を聞いたところ、
・相手が何飲みたそうかって考えるの面白い
これ、「プレゼント交換」よね
・人の生活感が見えるほのぼの感
(出前が届くまでの)30分間の、何をつまみに飲むことになるのか分からないワクワク感
自分の家だから好きに飲んだり席を立ったりできる自由さもgood
・ひとりで飲むより数倍楽しいので全人類は、1人晩酌をやめるべき。しゃべりたくなければ黙っていても成り立つ。
・一人酒より進む酒
宅配が来てからすぐ食べれると思うな
LINEビデオ通話を選択したため画面が止まったり音声が途切れたりは多かったので(discordやzoomならもっと快適?)リモート飲み会としては要改善だけど、今回のテーマである「サプライズ出前」は大成功だったと思う。
家での飲酒がさらに楽しく!
普段の宅飲みやひとり晩酌は自分の思い通りにできるので、想定外のことが起こりづらい。そのため「突然身に覚えのない料理が届く」というのは面白い。新鮮だし、メチャクチャ気持ちよく感じた。またやりたい。
居酒屋ごっこも楽しかったし、どんどん家での飲酒がレベルアップしていく。これって最高じゃないですか!?
最後までお読みいただきありがとうございます。