二日酔いでロッキン最終日

12日の朝は、昨晩のお酒がしっかり残った最悪の気分で目が覚めた。この日は後輩と一緒にロッキンへ参加する約束をしていたので、駅で合流し会場に向かった。

涼しかった前日までと比べて朝から湿度も気温も高く、ベタつく暑さだった。それでも会場に到着してフードエリアのいわしつみれ汁で乾杯すると、少しずつ元気が出てきた。「今日はおとなしく日陰で座って観るぞ」と心に決めて、後輩たちとは一旦解散した。

ところで、去年は場内で提供されるビールが基本的にバドワイザーで、薄いビールが大好きな私は1日中ビール片手にライブを見ていた。
だけど今年はキリン一番搾りに銘柄が変わってしまったので、ほとんど飲酒せずに過ごすことになった。結果的に熱中症でダウンする事態も防げてよかったことになるのだけど。
来年はハイネケンにならないかな…

この日は、
Nulbarich→フレンズ→SIRUP
→東京スカパラダイスオーケストラ
→エレファントカシマシ→くるり
→the telephones→CHAI
→フジファブリック→creepy nuts
という流れでライブを観た。
最終日に観たいアーティストが集中していたため、朝の決心は早々に忘れて楽しく踊りまくる1日になった。

ライブ初見のフレンズやSIRUPには心を鷲掴みされ、大御所のスカパラ・エレカシ・くるりの巧さにはメロメロになってしまった。
何より2年前からライブに通っているCHAIは、毎回観るごとに演奏や佇まいがたくましくなっていく嬉しさと頼もしさで胸がいっぱいになる。

目当てのライブが全て終わったあと後輩たちにお別れを言って会場を離れ、次の目的地「サウナ しきじ」へ彼の車で向かった。

しばらくしてから、後輩と一枚も写真を撮っていないことに気付いてかなり落ち込んだ。マメに写真を撮って記録しておける女になりたい。