マガジンのカバー画像

まつりごと

15
世の中のことを政治を中心に示した記事たちです。
運営しているクリエイター

#毎日投稿

投票率を上げると良いのか

投票率を上げる方法は難しい。 かたや、12歳が母親の代理で票を投じたという話もある。 ネット投票などの検討を進めねば、とは思う。 どの道、その道に行くだろうから。

明日は投票日

投票に行こうぞ。

政治家のYouTubeを歓迎

安倍晋三元首相がYouTubeを開設した。 政治家のYouTubeは少ないので、こうした有力な政治家の参入は良いニュースだと思う。 ただ、安倍さんのYouTube(最初と2つ目の動画)は、カメラの切り替えが激しいのでもう少し減らしてはどうか。 国民民主のたまき雄一郎さん、自由民主の青山繁晴さんなどなど。 自身のチャンネルでなくとも、ネット番組に出演することでも良いと思う。 ネット選挙解禁で蓋を開けてみたら、全然全く毛頭ネット選挙の話以前に政策や政務などの広報がない。 やっ

野党共闘って…

打倒自公は分かる。 ただ、それで選挙区で野党候補を1人に絞ろうとする動きはどうなのだろう。 主張の異なる政党から出る候補者たちなのに、一部で一致できるからと立候補それ自体を調整して得する国民はいるのか。 結局、当選したら一致点以外で党議拘束を受けるのは、その所属する政党であるから、当選後に不安がある。 もっといえば、政権をとったら、閣議決定をできるのか。 反対する閣僚が居る度に更迭するのか。 それ以前に、有権者としては、勝手に候補者を整理されて、それまで応援していた候補者

解散

○議長(大島理森君) ただいま内閣総理大臣から、詔書が発せられた旨伝えられましたから、朗読いたします。     〔総員起立〕   日本国憲法第七条により、衆議院を解散する。     〔万歳、拍手〕     午後一時三分 衆議院を解散することは、天皇陛下の国事行為であるので、日本国憲法第7条に基づく。 同じように、大々的な国政選挙のお知らせも天皇陛下の国事行為であるので、告示でなく「公示」である。 小規模な国会議員の補欠選挙のお知らせは告示となっている。 今回の解散は、あら

衆院選に行くな

人は「ダメだ」と言われたら、やりたくなる生き物らしい。 ならば、「衆院選に行くな」とでも言おうか。 少し前に、主に年配の俳優らを起用して、若者が選挙に行かないことで年配者に有利に運ぶから嬉しいという趣旨の動画が注目を浴びた。 たしかに選挙人口が多い年配者の声を政治家が取り入れやすいということはあるだろう。 そもそも、後援会などをはじめ、熱心に投票行動や支援をしてくれる年齢層の方向を見て、政治家は「地元」と見ているのかもしれない。 選挙が近くなると、主要駅前では幟を持った政

昨日よりも今日、今日よりも明日

まつりごとに求めることは、昨日よりも今日、今日よりも明日が、少しでも良くなる施策の実行だ。 何も急な所得倍増などは求めてはいない(願望としてはあるが要望としてはない)。 その意味では、民主主義と言えど、高度な政治判断で国民に必要なことを実行する必要もある。 当然、丁寧な説明を経て、納得を得なければならない。 もちろん、学者も意見が対立することがあるので、実際の数字で判断した方が良い。 あとは、国際比較によって、現状を評価したり、新たな方向を示したりすることなど。 もっと

レジ袋商品化の凍結

どうやらレジ袋の商品化から約1年、早くも凍結される可能性が出てきた。 巷にいう「レジ袋有料化」の廃止に当たる。 レジ袋の商品化そもそも、今般のレジ袋商品化は、プラごみ問題に目を向けるキッカケを作るためである。 日本から毎年排出される廃プラスチックのうち、レジ袋が占める割合は2%程度である。 レジ袋の削減によるプラスチック問題に与える影響は極めて限定的であることは明らかなようだ。 あくまで考えるキッカケということである。 これは、レジ袋商品化が決まってから、すぐに経産省が公

岸田総裁・首相に期待

菅首相に最大の感謝をまず冒頭、菅前総裁・首相には心から敬意を表したい。 国家観やメッセージ性などに不安はあったが、多くの積み残してきた残務処理を中心に仕事をコツコツとされた内閣だった。 もともとある広報能力に欠ける行政という課題以前に、やったことをアピールしないという節もあっただろう。 続投に臨まなかったのも、安倍元首相から引き継いで残る衆議院議員任期の間、中継ごうという意識もあったのではないか。 首相というのは孤独だと思う。 法や慣例などはあれど、最終的には「政治判断」と

わたしは主人公

”わたしは主人公”というモチベーションは何をくれるのだろうか。 もれなく人は、「わたしは主人公」と思う生き物だと考えると、全てが楽になるのかもしれない。 おそらく、誰もが認める清く正しい人も、何かしらの”満足感”や”達成感”などの”やりがい”を感じて、それが次への原動力になっている。 その意味では、誰しも「わたしは主人公」と思っていると言えよう。 言い換えるならば、”自分を中心に考える”ということ。 こう言い換えると、とても品がないようにも思えるが、冒頭2行目の文面

ルールを読める作れる

「ルールに縛られたくなければor文句があれば、ルールを作る側になれば良い」と言う人もいる。 私たちの代表である国会議員は読めて作れるのだろうか。 「えっ、立法府なんだから読めて作れるでしょ!」 「毎年、何本も作ってるじゃん!」 ごもっとも。 ただ、多くは閣法と呼ばれる内閣が「オケ牧!」と言った法律を審査している。 閣法は、各府省庁が担当する分野の法律の案を書き書きする。 これは行政官(いわゆる官僚)が作成している。 これを大臣らが集まる閣議にかけて、閣議で「オケ牧!」

超法規的措置

一般に緊急時は、超法規的措置が採られることがある。 法を無視した高度な措置であるため、法治や民主主義としては難色が示されるだろう。 そもそも超法規的措置があるというのは、当初、想定し得なかった事柄が発生し、これによって緊急避難的な措置が必要だということだ。 「緊急避難的な」というのは、自身が不当な不利益を受けそうになった場合に、急なことで他に取り得る適当な手段が見つからないとき、これから緊急に非難することを意味するといえる。 ただ、これは個人を対象とすることが多く、組織や

総裁選否定は民主制の否定

まずタイトルを補足したい。 「(議員による)総裁選否定は民主制の否定に等しい」ということだ。 「否定」というのは、文字どおりの意味で使っている。 これに加え、民主制に求められる手続きの軽視や民主制への脅威という意味でも、「否定」と捉えている。 二重基準「病が蔓延し、その解決の糸口も示しづらい中であるのに総裁選とはけしからん」という議員がいる。 少々、現状に沿うように表現の修正はしたが、趣旨としては軌を一にした表現だろう。 たしかに、総裁選の場合、党内での選挙であるから、

感情と手続きの話

緊急事態宣言なるものと、まん延防止等重点措置なるものが、今月末までになったようだ。 一方で、「行動制限の緩和は段階的に」「実証実験をこれから」「営業や酒類提供の時間を少し遅く」といった対応案が出てきた。 感情で言えば、「そのとおり」などとなるだろう。 西村大臣が時短要請に応じない店舗への酒類取引停止や金融機関からの働きかけ要請などを口にしたときも、同じ反応になっただろう。 それは「感染症を封じ込めるためにロックダウンでも何でもして、すぐに陽性数をゼロにしろ」という感情がもと