5Sを確実に進めるには…
どうも、アラフォー技術士YSKです。
今回は5S活動の進め方の大原則みたいなところについて、書いていこうと思います。
「5Sってなんやねん?それ美味しいの?」
と思われた方は前回、前々回にて解説しておりますので、そちらをご覧いただければと思います!
この記事の最後に参考図書を記しておきますが、今回は私がこれまで見てきた工場の中でも、うまく5Sを推進できているところ、停滞しているところを踏まえて書いていこうと思います。
5Sを推進する上での原則
うまくいっているところでは絶対やっているな〜と思うことがあります。
まずはこれらの工場で共通する5S活動の特徴を書いておきます。
トップ(工場長)がとにかくヤル気
全員が参加することを宣言している
通常業務として業務時間内で活動する
これらがないところは、「絶対に」といっていいほどうまくいっていません。
この3つは5Sを推進する上で絶対に避けてはならない大原則だと確信しています!
原則1:トップのヤル気
トップがヤル気なければ、「よきにはからえー」的な感じで現場丸投げ。
誰かが見に来る時にちょこっと掃除して、見せかけだけきれいにするというのが工場あるあるです。
先ずはトップが率先垂範し、手本を示すとともに「全員参加でやっていくんだ!!!」という意気込みを見せないとお話になりません!
上手くやっているところでは、決まった時間になると工場長が「5Sだよ!全員集合~!」みたいな声かけや構内放送をしていました。
原則2:全員参加
全員参加をおざなりにすると、「なんで俺等だけやらんなきゃなんねーのよ!?」という反感がたまり、結局続かない。
よくあるのが、「現場ばっかり5Sやらされるけど、事務所の連中はなんもしてねーじゃん」ですね。
同じ工場で働く人間なのだから事務所の人間も含めて活動しないと絶対に長続きしません!
原則3:定時時間内
「業務時間外でやっといて」なんて絶対誰もやらないし、令和では下手すりゃ「ブラック企業だ!」なんてSNSで香ばしく焼き上げられること間違いなしです。
これが通じたのは昭和までですかね…(ちなみに私も昭和生まれですが、時間外で5S活動はやりたくありません)
「改善せよ!」というのなら、それ相応の時間をきちんと与えないと誰も動きません。でないと、優先度は下の下の下くらいで、「うるせーな」と思われるのがオチです。
まとめ
ということで、5S推進の3原則について、かなり雑に解説しました。
本当に、この3つを守らないと絶対にうまくいきません。保証します!
上手く続けているところは、必ずと言って良いくらいにこれを実践してます。
もし、「5Sって定着しないんだよね~」と思った方いたら、改めて自分の職場でこの3原則が守られているか、確認してみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
参考図書