ソフトバンク、2025年3月期第2四半期決算発表!上期売上高3兆円超えで過去最高
ソフトバンク、第2四半期決算は増収増益で初の「上期売上3兆円」
ソフトバンク、第2四半期決算は増収増益で初の「上期売上3兆円」
ソフトバンクは、2024年3月期第2四半期決算を発表した。売上高は前年同期比5.6%増の3兆81億円、営業利益は同14.4%増の7,342億円となり、増収増益となった。上期の売上高が3兆円を超えたのは、今回が初めてである。
好決算の要因は、携帯電話事業の契約者数増加や、法人向け事業の堅調な推移などである。また、ヤフーやLINEなどのインターネット事業も好調に推移した。
同社は、通期の業績予想を上方修正し、売上高を前期比5.2%増の16兆5,000億円、営業利益を同10.0%増の1兆3,800億円とした。
セグメント別の業績を見ると、コンシューマ事業は売上高が前年同期比3%増の1兆1,440億円、営業利益が同4%増の2,930億円であった。モバイルサービス売上は前年同期比122億円増収となり、2024年3月期第3四半期以降、増収基調が継続している。
スマートフォン累計契約数は前年同期末比4%増加した。
また、同社は2025年3月期の通期業績予想を上方修正した。売上高は従来予想を4,000億円上回る12兆8,000億円、営業利益は1,000億円上回る1兆2,000億円とした。純利益は7,000億円の見通しを据え置いた。
ソフトバンクは、通信事業を基盤としつつ、AI、IoT、ロボットなどの新規事業にも積極的に投資を行っている。これらの事業が今後どのように成長し、収益に貢献していくのか注目される。