酒飲みながらダラダラと…
最近、どうも漠然と何かが足りないような気がしてたんですが……
なるほど、これだったか。
酒—SAKE—
というわけで、
みなさん、こんばんは。
思い立ったが吉日というか、
ちょうど近所に酒屋(リカーマウンテン)があったことを思い出し、
お酒を買ってきました。
京都っぽいポテチも買いました。
京都ってこれといった分かりやすい食材で有名なものがないかわりに、こういう地味…いや、さりげない、薬味のような添え物がどこよりも発達しているイメージがありませんか?
京都に来てまだ4ヶ月くらいですが、
おそらくそのイメージは正しいと感じる今日この頃です。
さて……たいした話はないんですが、
このままちょっと雑談を。
今日は午前中は家でコーヒーを淹れて、
午後はマンガミュージアムに行ってきました。
マンガミュージアム。そう、そんな素晴らしい施設があるんですよ。
展示や体験コーナーなどもありつつ、もちろん実際に大量の漫画も置かれていて、それが自由に読める。イメージとしては漫画の図書館と博物館をミックスした施設、という感じでしょうか。
写真をあげようと思ったのですが、
ミュージアムに向かう途中で飲んだ、セブンイレブンのアイスコーヒーの写真しかありませんでした。
なぜだ…。
ちなみに、セブンイレブンのアイスコーヒーはとても久しぶりに飲みました。
最近発売されたアイスのモカブレンドはこの前ためしに飲んでみたのですが、
この、セブンの普通のレギュラーアイスコーヒーは久しぶり。
モカブレンドとこの普通のやつを比べてみると、飲んだときに立ち上がってくる、いかにも、おお、モカだ!と感じるあの甘く華やかな香りの強さこそないものの、この普通のやつもなんというか、テイストの方向性としてはそもそもモカに似てるんですよね。だから喉が渇いたときに飲むなら、まあ普通にこっちの、普通のやつでいいかなーという感じです。ちなみに同じアイスのモカブレンドなら、ぼくはファミマのやつの方が好きです。
マンガミュージアムでは、さそうあきら『神童』を読みました。
気分的にはなんとなく恋愛系のマンガ、そうですね…「君のいる町」とかが読みたい気分だったのですが、無い…
しかし、
『神童』とてもよかったです。
ピアノを弾く人たちを描いたマンガなので、ジャンル的には音楽。
音楽マンガで人気作品というと、「のだめカンタービレ」とか、「ピアノの森」とか、「四月は君の嘘」…とか色々ありますが、いま挙げた中だとコメディタッチの画とストーリーで、雰囲気的には「のだめ」に近いです。
千秋をうだつの上がらない平凡な、八百屋の跡取り息子にして、のだめをもうちょっと生意気で地に足のついた感じにすると「神童」っぽくなります。(超雑ですが…)
画とかセリフのかっちりしてない、ちょっと間の抜けた感じがいいんですよね。あとは、音楽っていいな、と思いました。
この作品では主人公たちに、いろんな音との出会いがあります。今まで知らなかった音に出会って、それがきっかけでその人の中で何かが変わり、やがてはそれが、人生も変えていく。
ピアノ、歌、踊り、そういった音楽内でのジャンル越境はもとより、
池の魚の歌う声とか、野球のピッチャーが球を投げる音とか、リンゴを叩いたときにする音とか、そういった日常に鳴る音まで掬い上げて、それでいて、その描き方がとても自然なんですよ。
あ、そうか、これも音楽だよね。読者もそういう新鮮な気持ちで音と出会えるマンガだなあと思いました。いやー、とてもよかった…
これを書いている部屋の外でいま、パリパリと音がしてきました。
台風が近づいてるみたいですね。
そういえばマンガミュージアムを出る時も受付のところに「明日は臨時休館」の札が下がっていました。
みなさんも、明日はどうか気をつけて過ごしてください。
それでは、おやすみなさい。
お付き合いいただき、ありがとうございます。