ジャンプ(詩)
もうすぐ冬がやってくる
今は葉っぱが綺麗な夕陽色だけれど
そのうちハラハラと落ちてゆくよ
あと少し
木枯らしが吹いたらぼくの出番だ
たくさん辺りを駆け巡って
落ち葉を集めて
ふかふかのプールを作るんだ
そしたら、
勢いつけてプールにジャンプだ!
ぼくの勢いは優しく受け留められて
ぼくはそこに寝転がる
日差しの隙間から木に残っている
葉っぱの数を数えてみる
冬の強くも弱くもない陽の光を浴びて
しわしわな柔らかな三行脈が浮き上がる
ぼくは枯葉の香りに包まれたまま
思い切り深呼吸して、伸びをする
公的サポートは受けられるほど重病でないものの、フルお勤め仕事ができない半病人の身、サポートしていただけるとマジでありがたいです。