神崎恵「服が似合う顔が欲しい」感想
神崎恵さんの2/25発売の著書「服が似合う顔が欲しい」を購入しました。
2/26に池袋で開催される予定だった、握手&写真撮影会を予約していたのですが
コロナウイルスの影響でイベントが中止となり、
書店さんよりサイン本を送っていただきました。
初の神崎恵さんのサイン、嬉しい。
構成としては、以下のような感じ。
●まずなりたい雰囲気を決める
女っぽい/甘さ(ガーリー)を楽しむ/知的に見せる/カジュアル
●なりたい雰囲気を体現するためのアイテム(洋服)を選ぶ
それぞれに押さえるべきポイントがあるということ
●雰囲気に合う肌作りとメイク
それぞれに合う質感と色があるので、そこを外さない
あとは肌づくりの基本、4パターンどれでもなく急いでいる時の定番や
小物使いの考え方についても書かれています。
雑誌ではどうしても流行りのメイクが中心になりますが
本作では、まず【何を目指すのか】決めましょうということ。
顔を作るのはそのあと。
自分もそうですが、メイクが好きな人ほど、
流行りのアイテムを使いたくなるし
肌、目、頬、唇と全てに全力で技を乗せていきたくなります。
そうではなくて、
雰囲気毎に立たせるべきポイントはあるので、
例えば唇を立たせるなら他の部分は控えましょうというアドバイス。
知っているつもりでも、つい、全部塗っちゃうんですよね。
自分の顔の最適解というか、これを塗れば安心的な。
「よく知ってる自分の顔」から離れる、引き算していくことを恐れず
チャレンジしていくことが大切だ、ということが書かれています。
あとは、一応メイク本ではあるのですが
メイクより服の選び方がとても参考になります。
甘い雰囲気が好きな人が避けて通れない、ある日突然やってくる「イタさ」。
じゃあある程度の年齢を迎えたら甘いものは全部やめなきゃいけないか
というとそうではなく、うまい付き合い方についても書かれています。
新しい季節が来るたびに、新しいコスメがどんどん発売されます。
わたしもそれらの情報を追って、いつも欲しくなってしまうのですが
この本を見ると、載っているもの(というか考え方)を押さえておけば
もう、新作を買いまくらなくていいのでは??と思います。
メイクが好きな人こそ、自分像に迷った時に読み返すことで、
自分に立ち戻ることができる1冊です。