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誰かの優しさも皮肉に聴こえてしまうの

一週間お疲れさま。
今週は月曜日を体調不良で休んだから4日だけだったけど、最後の金曜日に爆弾みたいな出来事を投下されて疲れ果てました。


今期から方針が変わる中で近隣の年下上司が、今日挨拶に来た。顔見知りなこともあり、わたしは会いたくなかった。
でも、仕事を放棄できないし、ちゃんと笑顔を作っておそらく人生で一番「屈辱」な時間を味わった。


タイミングと運が合わなくて、わたしは人より昇格が遅れている。それに、年々昇格しにくくなっている現状も相まって余計に。


いつも真っ直ぐにほとんどズルせずに向き合ってきた。なのに、なんの差があるのかわからない年下が昇格していくことをここ1年見送って、そのたびに心が疲弊した。
怒り、情けなさ、焦り、たくさんの感情の渦が巻き起こった。


年下上司と会いたくないという一番わたしにとって最低な出来事が今日起こって、面接のように困っていることや、協力できること、一緒に頑張りたいことを聞かれて、心の中は自分が格下である情けなさで泣いていたけど、なんとか対応した。


そのあと更衣室にかけこんで少しだけ泣いた。
そのあとボスに「こんな屈辱的なことはなかったし、自分の立ち位置をこんなに情けなく思ったこともなかったです」と今の部署ではじめてくらい怒りを露わにしてしまった。


ボスはとても人を見抜く力に長けていて、わたしのことも「りんさんはすごくストイックなのでどこかで潰れないか不安です。だけど今日の件は、僕の力不足もあって、あなたをもっと早く昇格させてあげられなかったこと本当に反省します。あなたはただただ自信を持ってそのまま仕事してください。」とありがたすぎる言葉をもらった。


このわたしの屈辱的でどんな言葉でも表せない気持ちも、いつの日か、どこかのタイミングで、誰かのために、優しさに変わって届きますように。
素敵な言葉をくれるボスに心から感謝をしたいし、経験はどこかで自分の糧になるんだと信じて進むしかない。


それでもやっぱり、すごく悔しかった今日は誰かの優しさも真正面から受け取れなかった。
そんな日も、あるよね。


JUJUの最新のカバーアルバムを最近聞いていて、「くるみ」が今の気持ちにぴったりで帰りのバスで涙がこぼれた。更衣室で泣きたりなかった涙が溢れた。
悔しくて、情けなくて、どうしてわたしがこんな屈辱を誰の代わりに味わっているんだろうって、色んな感情が涙で溢れた。


そしてこんな日に思い出すのも彼で、聞いてほしいなあと思うのも彼だ。
でも、もうもしかしたらわたしの中の彼は妄想に近いかもしれないなあと思う。
美化されて、美化されすぎているのかもしれないね。


本当に一週間お疲れさまでした。


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