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今日は十分に君のこと想えなかったかもしれないと後悔しては、君の顔も声も匂いも温もりも優しさもすべてが恋しくなってしまって、悲しくないのに悲しくなって、そんなことわかり切ってるかのようにタイミングよく電話をかけてくる君には、なにか伝わってるような気がしては珍しく緊張してしまって、そんなわたしに君は「はよ会いたいなあ」なんて言うものだからまた別の意味ですこしドキッとしたけれど、なにも言えずにいると電話の向こうでにやにやしてる彼の笑い声に、愛おしさを感じて違う意味で涙が溢れそうにな