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世界は不平等だから、神様が必要だという話
いきなりスピリチュアルなタイトルをかましてしまって申し訳ない。
長年自分が思っていたことを書き出しておく。
初めに断っておくが、私は特定の宗教を信仰しているわけではない。なのでこれから書くことは、一部の方にとっては不快に感じるようなものが含まれるかもしれないので、そこはしっかり自衛していただきたい。よろしいだろうか。
私は「まあ神様はいないとは思うが、いると思ったっていいじゃないか」というスタンスの人間だ。人間はどう足掻いたって派生した畜生でしかないので、人間だけ特別扱いというのはおかしいと思っている。
それでも神様は必要だと思う。
なぜなら、世の中は不平等だからだ。
綺麗事だけじゃやっていけないこともある。
生まれながらに様々な才に恵まれた人もいれば、裕福な家庭に生まれた人もいるだろう。
方や、どんなに頑張っても報われない人、環境に恵まれなかったりする人もいるだろう。
神様はそういう世の中の不平等とか、不条理を請け負うスケープゴート的な役割を果たしているのではないかと思う。
才能に恵まれた人に嫉妬しないように
「彼(彼女)は神に愛された人だから。」
と自分を慰める。
良くないことがあったら
「悪魔に呪われている、何かの祟りだ。」
といったように別のもののせいにする。
そうやって私たちは心のバランスを保ってきたんだと思う。
確かに過度な信仰は強すぎる力を持ってしまう。
世界の歴史を見てもそうだし、日本でも加賀一向一揆とか、島原の乱であったりだとか、平成にも悲しい事件があった。
でも、やっぱり神様は必要だと思う。
人が世の中の不条理に押しつぶされてしまわないように。
不平等に耐えられず暴力や犯罪、自殺に走ってしまう人間が破滅させてないように、神様は必要なんじゃないか、そうやって宗教って生まれたんじゃないかと、思う。
別に宗教や神という形で無くなっていい。
自分の信じるもの、信念、家族、友人、人じゃなくたって推しだっていい、物だっていいと思う。
どうしようもない時に頼れるもの、心のセーフティーネットのようなものが必要なんだ。
梨女(@xxnashimexx)
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