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会食恐怖症に向き合って。その3

米粒です!

今回は、前記事の「会食恐怖症で何が怖いか」

を掘り下げていっている続きですので

まだ以前の記事を見ていないという方はひとつ前の記事からでも読んでいただければ幸いです

周りに反応しない

2019年冬から会食恐怖症克服に向けてトレーニングやカウンセリングをしましたが

「自分は気にしすぎていた」

ということに気付きました

というのも、自分の周りには

・小学校のとき給食を残すたびにチクる女子、怒る先生

・一緒に食べないことと、残すとネチネチ言ってくる父と姉

・「俺のところはスパルタで好き嫌いしたら叩かれた。だから食べないは甘え」という18年間くらいの親友

がいました

自分は今29歳ですが

学校給食が始まってから考えても20年以上も学校と家族、親友に色々言われていました

もはや洗脳です

カウンセリングのときにそれを伝えたところ、

「あなたはそういう考えなんですねと割り切ることが重要」

だと言われました

確かに「先生や家族や親友に言われないように、怒られないように、迷惑をかけないように‥」

なんて毎回考えていたら

神経がいくつあっても足りないですし

それこそ8歳でノイローゼになることもあります

さらに上記のような考えだと

「義務感」が生まれ

食事は楽しくないもの

だと思ってしまいます

そこで克服策として

①言われたときの切り返しトークを考えておく

②会食が苦手ということを伝えてみる

③どうしてもわかり合えない人とは距離を置くか縁を切る

また細かく3つ挙がりましたが解説していきます

①切り返しトーク

これは家族や恋人、長く一緒にいる人には隠し通すことは無理ですが

初対面の人相手にランチやディナーを食べに行く人にオススメです

以前の記事でも話したように

初対面の相手からすれば「全く食べていない」というのはあまり想定していないシチュエーションなので「どうしたの?」となることもあります

そこで

「昼ごはん軽く食べてきたんだよね、気にせず話そ」

とか

「ゆっくり食べるタイプだから気にしないで」

など

他にもたくさん切り返しの言葉はあります

その場凌ぎの言い訳みたいだと思われますが

会食チャレンジもできていますし

ほとんどの人は自分が思っているよりも気にしていないパターンがほとんどです

②会食が苦手だということを伝える

自分は嘘がつけない性格なので

①は自分で言っておきながら正直言って苦手です‥笑

なので自分は人と食事に行く時、あらかじめ苦手だということを伝えます

これは今まで自分が伝えたあと言われた言葉ですが

「一緒に食事行けないじゃん」

「彼女できないな」

「えー、もったいない!」

「普段食事どうしてるの?」

「だから細いんだよ」

といったような悪めの反応もあれば

「自分のペースでいいよ」

「ゆっくり慣れていこう」

「米粒くんのように苦手な人知ってるから気持ちわかる」

というように温かい言葉をかけてくれる人もいます

どのみち悪い反応だったとしても、2回目の食事以降は全然言ってこない人が大半でした

③距離を置くか縁を切る

これは正直、かなり勇気がいります

今までの人間関係を変えたくないという人は

「それができないから困っている」

という人もいるでしょう

しかし、世の中には

「関わってはいけない人」

というものがあります

自分の場合は親と距離を置き、親友や友達と今まででかなりの人数と絶縁をしました

要するに「無理して付き合う必要はない」

ということです

この内容については番外という形か、別の話題のときに深くお話します

とにかく、会食恐怖症の原因が「残さず食べろ」と強要してきたり

食べられないことにネチネチ言ってくる人と一緒にいるとこちらの身が持ちません

一度、人間関係の見直しをしてみるのもいいのではないでしょうか?







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