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自己紹介がてら

初めまして、ボンチューといいます。29歳で社会人7年目の男です。
このブログに目を通してくださり、ありがとうございます。
私はこれが人生初のブログ執筆となります。読みづらい箇所が多々あるかもしれませんが、ご容赦ください。


1.はじめに


私は端的に言うと「行政公務員から人材会社に転職したい人間」です。現状はキャリアコンサルティングの資格を持っているわけでも、現在や過去に類似の仕事をしていたわけでもありません。要するにド素人です。が、やっとやりたいことが見つかった段階です。noteを始めたのはそんな自分の整理、そして道に迷った時に見つめ直す原点を記しておくためです。


2.大学生の時の仕事観


大学3年生の4月、私は地方公務員を目指すことを決めました。理由は簡単。

「やりたいことがないから。」

やりたいことがないなら、なるべく楽な仕事がしたいなぁ。そうだ地方公務員になろう、くらいのノリでした。公務員なら定時に帰れるし安定してるし給料もそこそこ、みたいな、いわゆる公務員神話を信じていたんですね。
当時の思考は今でも覚えています。

「貴重な大学生活のうち1年間を勉強に費やすことと引き換えに、今後40年間の楽な生活を手に入れる」

これです。仕事に忙殺されている人は不幸、プライベートの時間が充実している人は幸せ、という価値観です。珍しくない価値観だと思いますけど、当時の私は特に極端に持っていました。

そんなこんなで大学4年生の8月、第1志望の某県庁に内定をいただきました。この1年間で体重が15キロ増えたことを除けば、めちゃくちゃ幸せでした。

3.入庁後3年までの仕事観


最初の配属は学校事務でした。事前に調書に記入した希望部署ではありませんでしたが、そもそも本当に行きたい部署はありません。やりたいことがありませんから。

学校事務の仕事はそれはそれは楽でした。学校事務にいた3年間で、年次休暇を59日消化しました(付与された日数は60日)。59日消化しても日中暇なことが多々ありました。人間関係もストレスフリーです。
この時期、大学時代の友達と飲むとだいたい仕事の苦労話になりますが、私は何も話せません。大学生のモラトリアム期間が私だけ延長されたようでした。

この頃から、自分の仕事観に変化がありました。確かに望んでいた生活が手に入ったけど、何か物足りない。仕事内容も面白くない。自分の人生こんなんでいいのか?求めてたのってこれだったっけ?
しかし人間関係に恵まれたこともあり、なんとなく3年間を過ごしました。

4.入庁後4〜5年までの仕事観


入庁4年目で異動となり、本庁の産業振興系の部署に配属となりました。人間関係は良かったものの、慣れない仕事が膨大に降ってきて精神的にすごく疲れました。

ちなみに、初めて忙しなく働くこととなって判明したのですが、私はそこそこ激務に耐えられるほうでした。ならこのままでいいか、となればよかったのですが、不満がありました。

忙しいのに、やっている仕事に意義を見いだせないことがたまらなく気に入らなかったのです。私のやっていた業務は、というか公務員の業務の特性でもあると思いますが、前年踏襲が多く、形だけやって終わりの業務がとにかく多い。話が逸れるのであまり書きませんが、「仕事のために仕事をしている」感が強かったのです。

同じ部署の人たちは

「ウチは人間関係がいいからマシだよ」

「経済産業系は花形で人気部署、前向きな仕事だからマシだよ」

と言っていました。口では「そうですよねー」なんて言いながら、内心「は?」と思っていました。思えばこの頃から、大学生時の仕事観とはかなり変化していましたが、それに気付くのは6年目です。

5.入庁6年目の仕事観


2020年3月、新型コロナウイルス感染症の第1波が日本に到来しました。ここで私は経済産業系の部署からコロナ対策チームに引き抜かれます。

ここでの仕事はコロナの軽症者・無症状者の療養施設の運営でした。施設の準備、物品の手配、医師や看護師・保健所との連携、近隣住民への説明、マスコミ対応。。。
人生で一番の忙しさでした。職場に泊まり込みで業務を進めることも多々ありました。

しかし、楽しかったのです。第2波、第3波が到来した時も同じく引き抜かれましたが、全然嫌ではありませんでした。むしろ引き抜かれるのを心待ちにしていました。

理由は分かっています。
なんのために仕事をしているかが分かるから。人の役に、社会の役に立っていることが分かるからです。コロナウイルスという未曾有の事態に、自分が主体的に関われていることにやりがいを感じました。

この時、自分の仕事観はかなり変化してきているのだと気付きました。
大学生の時は、「プライベートの時間を確保すること」が大事で、やりがいに対する優先順位は低かった。
それが今では、「仕事のやりがい」が人生の充実度を大きく左右する、と考えるようになりました。

6.入庁7年目

仕事観が変化したと書きましたが、「プライベートの時間を確保する」ことも依然として大事だと感じています。ただ、それ以上に「仕事にやりがいを求めたい」と思うようになり、この2つを両立させたいという考えになったということです。

自分の仕事観について整理ができた時、「これは公務員のままでは達成できないな」と思いました。転職という行動を起こすために時間が欲しかった私は、職場の派遣制度を利用し、大学院生となることにしました。

大学院は政策研究大学院大学というところで、地方分権や地域振興、行政改革など地方自治について様々な講義を受けることができます。学生は、自治体や省庁のほか、民間企業や国外の公的組織から派遣された職員など、様々なメンバーが集まっています。

この大学院派遣の話は別記事にします。
記事にしました!!

7.今後について

1年間の大学院派遣期間を終え、転職に対する展望も明るくなりつつあります。志望先は人材業界(キャリアコンサル関係)です。自分と同じように、自身のキャリアに悩む人に手を差し伸べられるような職業に就きたい、という思いからです。

自分の経験を活かし、「自分の本当にやりたいことは何か」「人生に置いて重要視することは何なのか」を重点においた相談をしたい。そんなやりがいのある仕事が職になったら最高だな、と思っています。
コーチングに近いですね。ちなみに私は現在進行形でコーチングを受けています。

この業界に行きたいと思ったのは最近で、まだ資格や業界の勉強など何もしていない状態です。ですが、なぜかやっていける自信があります。幸いにも、県庁での4月からの配属先も就業支援関係に決まり、さらにキャリアアップできる環境にあります。(2022年末現在、退職済)

ここからは、未来の話。どんな過程を踏んで自分の満足いく人生を歩んでいくのかを、noteに記していけたらと思います。

それでは、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

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