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【新規事業開発】失敗しない3つのポイント
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企業が新規事業を創出するには、基本的な業務フロー理解とそのメンタリティーや行動規範、思考マインドを習得し、自社なりのやり方を確立することが重要です。以下にここを押さえれば失敗しない新規事業創出のポイント、を解説します。
ポイント1 : いま伸びている市場やキーワードを狙わず、自社のアセットをいかした事業を考える
ポイント2 : 時間をかけない
ポイント3 : 最初は外部のサポートをいれる
ポイント1. いま伸びている市場やキーワードを狙わず、自社のアセットをいかした事業を考える
AIやDXといった注目市場はすでにレッドオーシャンです。大資本の会社も参入してきます。ここを狙っても後々差別化で苦労するだけです。
成功するためには自社アセットをいかすことを考えましょう。必ずしも現業の強みになっているアセットである必要はありませんが、将来の差別化要因につながる必要はあります。
ポイント2 : 時間をかけない
検討に時間がかかると内部、外部環境ともに変化します。
社内では役員(上司)がかわり方針が変更される、予算の縮小など。また時間が経つほど、口を出す人が増えたり考慮しないといけないことが増えてしまいます。
外部ではマーケットニーズが変わりますし、ベンチャーや外資系企業からものすごいスピードで新サービスや新技術が出現してきます。
1年前の構想をやっと実現したらすでに類似サービスが出現していて一から検討やり直しになった、なんてことはよくある話です。
その瞬間のアイディアや構想をマーケットにぶつけ、アイディアを実行ながらアジャイル的に試行錯誤していかないと、出来上がった頃には冷め冷めのまずい料理になっちゃいます。
まずは半年など期限を区切って、社内に今あるアセットをつかってクイックに行動に移しましょう。会議室でいくら考える時間があればクイックにマーケットで答え合わせしていきましょう。
ポイント3 : 最初は外部のサポートをいれる。ただし丸投げや座学だけはNG
何事も道理にかなう基本の型があります。
新規事業開発も例外ではありません。スポーツや格闘技と同じで最初自己流ではじめると途中で伸び悩んだり、変なクセ(業務フロー)がついてしまい後から修正に苦労したりということがあります。
まずは外部の知見をもつエキスパートと一緒に取り組みましょう。ここで気をつけるのは外部に丸投げ、や座学で理屈を学ぶ(だけ)、ではなく一緒にチームをつくって新規事業開発をやることです。これにより理論だけでなくメンタリティーや行動規範、思考マインドも習得できます。
仮想ベンチャーを社内でつくる感じですね。
守破離という言葉がありますが、まずは入門して基本を学び、そこから自分たちで自社流のやり方を構築していけばよいのです。
新規事業開発は誰でもできる!
まずはマーケットの声を聞きつつ試行錯誤を半年繰り返し、1つ小さな事業のタネをつくりましょう。
上記3つのポイントを押さえれば必ず何かが生まれるはずです。そしてそれは必ず次につながります。
最初は無理のない範囲の予算とリソースで十分です。一緒にやってくれそうな外部のエキスパートをみつけて相談してみてください。きっと力になってくれるはずです。
その後そのタネを育てながら、活動に再現性ができてきたら業務フローを確立しエキスパートチームを組成していきます。
Just do it! まずは種をまきましょう。まかぬ種は生えぬ、です。
お困りごとがあればお気軽にご相談ください
X Venturesは大手企業勤務経験のある現役の起業家、経営コンサルタント、会計士、ベンチャーキャピタリストなどが集まったエキスパート集団です。日本経済活性化のため企業の新規事業創出を支援したい、という思いをもったメンバーが集まっています
具体的にどうはじめればよいかわからない、アドバイスをくれる人が周りにいない、などお困りごとがあればお気軽にご連絡ください。