生保営業、ファーストキャリアにすべきではない??

こんにちは。
就活が解禁されましたね。解禁とか言ってますが、誰も待ち望んでねーよ。許されるなら遊んで暮らしてえ。海水浴とかイカナゴのテンションで解禁とか言わないで欲しい。と思ってます。


生保営業の採用の方法は、この新卒向けのものもあればベテラン営業員が周りを勧誘して行うようなものもあります。
新卒向けのものは本当に大量に採用します。なので、他の企業よりも採用されやすかったりすると思います。


ですが、わたしは生保営業をファーストキャリアにすべきではないと思っています。



こちらでも書きましたが、ほとんど研修はありません。わたしは中途で入りましたが、新卒も同じタイミングであり中途採用では数の多い数十人規模での採用だったので、同じような研修を受けさせられました。

強いて言うなら、マナー研修や言葉遣いの研修は少なめの時間だったのかもしれませんが。



生命保険を販売するのに必要な資格(退社すれば消失する)と商品の勉強の後は職域に放り出されて、たまに上司や先輩がそこについてくるだけで、ベストやベターを吸収する時間がほとんどありません。


またその上司や先輩もテキトーな人間が多い、ということです。


個人プレイで長年勤め続けられた人間が指導者としてそのポジションに立っていますが、個人プレイしかやったことがないので後輩が悩んでいようが解決の方法を知らない人がほとんどだし、自分のやり方を押し付けるしかできないのが現実だと思います。


これはもうわたしの経験でしかありませんが、大規模な組織でそう感じたので小さな営業所なら尚更そうなっていくと思います。




職域の規模や種類によって活動の方法は変わっていくと思います。団体保険の有無、前の職域担当のイメージなどやりさすさも全然違うと思います。

自分の性格ややり方がその職域とマッチすれば、成果も出やすいと思いますし、その成功体験が自信につながって次の成果を呼ぶような気がします。



ですが、それは新人にとっては運でしかないと思います。


振り分けられた職域によっては、自分の担当の指導者が経験したことないような規模だったりすることもザラにあるので、指導者がどのように動けばいいのかわからないのです。

たとえばですが、職域で公共団体を担当していた人間が団体保険をきっかけにして保険を売っていたとします。これが功をなして、頻繁に医療保険を販売できて成績があったので、指導者ポジションになれた人間が自分の指導者とします。
ですが自分の職域はとある中小企業で団体保険の取扱いもなく未開拓だったとき、この指導者はなんの役にも立たないんです。 

それらしいことは言いますが、「なんとなく」でしかないことを新人に言うのでそれがベターなのか分かりません。



自分が仕事上どんな性格でどんなことが得意でどんなことが苦手かわかっている新卒の方ってほとんどいないのではないでしょうか。それを先輩と仕事をするなかで見つけていき、次に伸ばして仕事で活かすというのが若いうちには必要だと思います。

なのに、ただでさえ運要素がでかい就活でそのあとに職域という運が加わって成長機会まで失う可能性が高すぎると思います。


あと新卒で採用されようがやってることが"保険のおばちゃん"とか"生保レディ"と呼ばれてやってることと同じなのでシンプルに傷つく機会が多いと言うのもあります。


いろいろ書きましたが、現状生保営業は別に新卒カードを失ってまでやる仕事じゃないってことは伝わればいいなと思います。



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わたしの日記は生命保険は悪と言っているわけではありません。志を持っている募集人も多くいらっしゃいます。ですが、「大量採用・大量脱落」という問題を抱えている生保各社に改善してほしいと思っています。業界がこの問題を抱えていることは事実です。


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