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障害者雇用で働いてみた
障害者雇用枠で働き始めて、半年が経ちました。
感じたことを書き出してみます。
一般雇用と障害者雇用の違い
結論から言うと、一般雇用と障害者雇用の大きな違いは「配慮を得ながら働くか否か」です。
ここでいう配慮というのは、正しくは「合理的配慮」のこと。労働者(障害者)は、どういう配慮があれば円滑に仕事ができるのか、具体的な方法を企業に提出します。それを受けた企業側が、あくまでもできる範囲で合意し、労働者に対し配慮を実施します。これが合理的配慮。
精神障害者の合理的配慮
配慮、と聞くと身体障害だとイメージしやすいかと思います。段差をなくすとか、多目的トイレの設置とか。じゃあ精神障害だとどのようなものが配慮になり得るのか。
私は実際に下記のものを会社に提出しました。
①周りに人がいると集中できないので、座席はなるべく端が希望
②上司は女性だったら嬉しい
③しんどい時に離席するのを許可してほしい
細かくは覚えてないけど、たしかこんな感じ。
働き始めて半年、2回社内異動もしましたが、この配慮は今も履行されています。感謝。
私はパニック発作や解離症状もあるので、主治医や支援機関の人と相談した結果このような内容になりました。
「こんな内容をお願いしてもいいの?」と思われる方もいるかもしれません。ただ、この希望を受け入れてもらった結果、今ものすごく働きやすいです。人によってケースバイケースですが、私はこの配慮があるおかげで入社以来、無遅刻無欠勤で働けています。
まとめ
障害者雇用は賃金が低いです。それは事実です。
特に一般雇用で働いていたことがある人からしたら、お給料の低さには絶望するかもしれません。私も前職と比べて給料は半分になりました。
それでも障害者雇用を選んだ理由。
それは一般雇用で働いて挫折した経験があるから。
新卒で入社した会社で精神疾患になり、一度ドロップアウトしました。だから、少しでも困り感を減らす方法を考えて今の働き方を選びました。
何に重きを置いて働くのか。
人それぞれですが、その人なりの身の丈にあった働き方でいいんじゃないかなと思います。