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自分を認めて愛する

*これは将来自分をまた嫌いになったときに見返せるように書きました




この間お手洗いに行ったときにふと全身鏡に写った自分が

全然太ってなくてめちゃくちゃびっくりしました


私は小学生のときから自分はデブスだと思って生きてきました。

私が学生だった頃は人形みたいな体型と顔が正義で、

細くてなんぼ、筋肉なんかいらない

目は大きいほどいい

という時代でした。


私は小さい時から肉づきがよくて、やたらふくらはぎが太いです。

顔は目はくそ重完全一重目つき鋭め、鼻はクソ団子ぺちゃんこ鼻です。

同級生の男子には

「ビール瓶をひっくり返したみたいなふくらはぎ」

「鶴瓶かホトちゃんに似てる」

「赤ちゃんのときに鼻筋殴られたん?笑」

とからかわれました。


当然体型も顔もを気にして

ダイエットと整形を100万回考えました。


ダイエットに関して私は食べることをやめられず運動は嫌いで痩せることはありませんでしたが、

摂食障害になってしまう方もいるし

悪しき風潮ですよね。はよなくなれと思います。




しかし最近は人形みたいなのが最強という雰囲気は変わってきてるように感じます

体型に関しては女性も筋トレをして

ただ細いだけじゃなくメリハリのある健康的な体型を目指す人が増えました


海外のファッションブランドのSNSを見ていてもいろんな体型のモデルさんがいるし

日本では渡辺直美さんなど、芸能界やインフルエンサーにも自分は自分のままでいいというボディポジティブやセルフラブの考えがだいぶ広がってるように感じます


フワちゃんとかもすごい健康的でおしゃれでめちゃくちゃ好きです


MAMAMOOのファサを初めて見たときは衝撃的でした。

今まで私が思っていたKPOPアイドルとは全く雰囲気が違い、クールな目元にセクシーな体型で一気に好きになりました。

MAMAMOOのMVを見ててもファサばっかり見てしまいます。

コメント欄は「ファサの体型憧れる」「ファサかっこよすぎる」というコメントであふれていて、本当にいい時代になったなと思うしそのコメント達を見て赤べこのごとくうなずいています。

そしてファサを好きになった最大の理由が、

「君は個性的で歌もうまいけど、太っていてかわいくない」

とオーディションで言われて一晩中泣いたあと

「もし私がこの時代の美しさの基準にあてはまらないなら、私が新しい基準になればいい」

と思ったという話です。


私はこの話を知って、泣きそうになりました。

見た目のことをからかわれ、

醜い脚を出さなければならない制服のスカートが嫌で、

瞼が荒れて赤くなってるのにアイプチをやめられず

私はかわいくない、醜い、と自分を罵って

つまづいたままの私を救ってくれたような気がしました。

ファサにはもっと前に出会いたかったです。



日本の雑誌やファッションのSNSを見ると人形みたいなモデルさんがほとんどだなと思います。

普段海外のSNSをよく見ていて、体型気にしなくていいなと思えるように少しずつなっている私ですが、

日本のモデルさんを見ると自分は太っている、醜い、痩せなければ、と昔の自分に戻ってしまいます。

そして私の世代は細くてなんぼ目はでかくてなんぼの価値観のままの人がまだまだ多いようで、

ボディポジティブ、セルフラブがあたりまえになり、自分が醜いなんて思わない世界になってほしいです。


「一重ブーム」という言葉が出てきたときはめちゃくちゃびっくりしたし

日本だけではこの言葉は出てこなかったと思うのでKPOPに感謝です。


くそ重完全一重目つき鋭めの私は

当然のようにアイプチ、メザイク、つけまのトリプルコンボで二重にしてたし、

肌が弱くてすぐ瞼が荒れたので

大学1回生の時には埋没で二重にしました。

(これについてはやってよかったと思っているのでこれはこれでいいと思っていますが、)

一重はメイクがしにくくて

必死に「一重用メイク」

で検索してやっと見つけたと思ったら

二重の人が出てきて、

なんでやねん!!!って怒る時代は終わりました。

まぶたが荒れるのと闘いながら

無理に不自然な二重にせず、

一重のまま自分の魅力を出せる時代になりました。


ただ一重が本当に嫌で

毎朝二重にするのに時間をかけるぐらいなら

整形で二重にした方がQOLあがるし人生楽しくなるのでそれでいいと思いますが


バービーさんがピーチジョンとコラボしているのを知ったときも、

その下着のモデルをされている北原弥佳さんを見た時も、

本当に時代が変わってきてると思いました。

彼女のinstagramの内容を昔の自分に伝えたいですし

今の自分にも言い聞かせたいです。


美の価値観が小さい時から刷り込まれていて、

それにあてはまらない自分が嫌いな人は少なくないかと思います。

私もです。

自分のことが嫌いで、

刷り込まれている”美”にあてはまりたいと願い、

”完璧”にとらわれ、

自分の醜さに絶望するときさえあります。

でも本当は自分のことを嫌いになりたくないし、本当は好きになりたいです。


従来の美には当てはまってないけど

とてもかっこよくて輝いてる人たちは

自分を認めて愛しているからだと思います。


自分を愛すると自信が出てきてその自信は見た目に現れると思ってます


細い目も、低い団子鼻も、体型も、自分にしかない唯一無二の個性です。


個性が認められSNSで世界に発信もできる最高の時代だから、

誰もが自分を新しい美の基準にしていけると私は思います。







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