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たっぷり時間を取った読書体験のススメ

読書の利点は、場所や時間の制約を限りなく受けないこと。スマホとネット環境さえあれば、どこにいたって読書ができます。この利便性があるからか、「趣味は読書です」と言うと変な空気になるときがあるんですよね。

読書ってスキマ時間でできませんか?と。

5分の連続と100分のまとまりは違う

読書はスキマ時間に!は悪くないアドバイスですが、それは効率的なインプットをするためのTipsです。スキマ時間を上手に活用すれば1日30分は捻出できるでしょう。しかし5分×6回の30分よりも30分×1回のほうが、読書だけに集中できますよね。

本を読む行為自体を楽しみたいのであれば、スキマ時間でのちょい読みでは物足りないのです。

大事なのは、読書のために長い時間をブロックできるか否かなのです。

たとえば、テレビゲームのSwitchはスキマ時間でも遊べるゲーム機ですけど、だからといってスキマ時間のみでソフトを遊んでも楽しんだ気にならないですよね。「趣味はゲームです」と言ったときに、ゲームはスキマ時間でできません?とか言われたら腹が立つでしょう。

つまりスキマ時間だけで対象に没頭するのはむずかしいのです。

時間をブロックして本を読む

正直、今まではもっぱらスキマ時間だけで本を読んでいたんですけど、GW中は外出できなかったのでずっと本を読んでたんですよね。それこそ3時間ぶっ通しで読んでいて、その経験からスキマ時間で得られる体験とはまた違う体験なんだと実感しました。

読み飛ばしても問題ない章をあえてゆっくり読んでみたり、いつもなら調べない細かい疑問をグーグル検索してみたり、本を読むことをいろんな角度から楽しめるんですよね。これはスキマ時間では楽しめない本の読み方です。

なのでたまにはたっぷりな時間を読書のためにブロックして、本を読むことをゆっくり楽しむのも一興だなと。とは言いつつも日頃から読書のために時間をブロックするのはむずかしいんで、大型連休とかでしかできない技なんですけどね。

もうちょい時間管理徹底して、ちゃんと時間をブロックできるようにしたいですなぁ。





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高安智也
読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。